概要
傾斜角と植生データを与えて、指定した対象地域内に装備と人員を投 (降) 下するのに適した降 [投] 下地域の位置を特定します。
使用法
これは、入力データのみを考慮する予備評価ツールです。最終的な降 [投] 下地域 (DZ) の実際の説明と調査には、詳細な解析と専用の計測が必要です。
境界エリア、傾斜角、および植生を入力として使用します。
部隊の降下に適した傾斜角は、10 パーセント未満です。補給品の投下に適した傾斜角は、30 パーセント未満です。30 パーセントを超える傾斜角は除外されます。
結果は、良い (10 パーセント未満) または適切 (10 ~ 30 パーセント) です。
植生がないエリアは自動的に除外されます。
適切な植生には、他の土地利用も含まれます。使用可能なエリアのリスト (先頭は f_code ) は次のとおりです。
- BH135: 水田
- DA020: 荒地
- EA010: 農耕地
- EB010: 草地
- EB015: 芝生/低木/雑木林
- EB020: 低木/雑木林/灌木
- EC040: 米国が啓開した道/切り取り線/防火帯、英国が啓開した道/防火帯
- EE020: 植生のない土地
- BH150: 塩原
- BJ030: 氷河
- BJ100: 雪/氷原
- BJ110: ツンドラ
- GB055: 滑走路
- GB075: 誘導路
- AK160: 競技場
- AK120: 公園
- AK040: 運動場
- AK100: ゴルフ コース
- AK101: ゴルフ練習場
- AK090: 共進会場
構文
arcpy.intelligence.DropZones(in_slope_raster, in_vegetation_features, clip_features, out_feature_class)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_slope_raster | DZ 適地の傾斜角要素の決定に使用するパーセント傾斜角ラスター。 | Raster Layer |
in_vegetation_features | 植生と土地被覆タイプの組み合わせを定義するフィーチャ。これらのフィーチャは、DZ で植被が適切なエリアを検索するのに使用されます。 | Feature Layer |
clip_features | 適切な DZ を検索するエリア。 | Feature Set |
out_feature_class | DZ の適地を示す出力フィーチャクラス。 | Feature Class |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで DropZones 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
inputAOI = "C:/Data/data.gdb/AOI"
inputSlope = "C:/Data/data.gdb/Slope"
inputVeg = "C:/Data/data.gdb/CombinedVegetation"
outputZones = "C:/Data/data.gdb/DropZonesOut"
arcpy.DropZones_intelligence(inputSlope, inputVeg, inputAOI, outputZones)
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst
- Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst
- Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst