オーバーラップの検索 (Find Overlaps) (インテリジェンス)

概要

フィーチャクラス内の重複エリアを検索し、オーバーラップ数をカウントします。

使用法

  • [入力フィーチャ] は 1 つのポリゴン フィーチャクラスである必要があります。アノテーション クラスやユーティリティ ネットワークなどのコンプレックス フィーチャはサポートされていません。

  • 同じ [グループ フィールド] 値を持つ [入力フィーチャ] は互いに交差し、他のエリアは無視されます。

  • [出力の重心] フィーチャの各グループの交差部分に 1 つの重心が作成されます。

  • [出力交差部分] には、[入力フィーチャ] の重複するポリゴンの数を表す overlaps という名前のフィールドが含まれています。

  • [グループ フィールド] パラメーターが指定されていない場合は、すべての入力エリアが交差し、1 つの重心が作成されます。

  • [グループ フィールド] パラメーターの NULL 値および空の文字列値は無視され、解析の対象外となります。

  • 複数のフィーチャが占めているエリアがオーバーラップと見なされます。グループ内のフィーチャは、他のグループ内のフィーチャとは別個に見なされます。単一フィーチャ同士を重ね合わせることはできません。

構文

arcpy.intelligence.FindOverlaps(in_features, out_intersection, out_centroid, {group_field})
パラメーター説明データ タイプ
in_features

オーバーラップを計算する入力ポリゴン フィーチャ。

Feature Layer
out_intersection

出力交差エリア。

Feature Class
out_centroid

[出力交差部分] フィーチャの出力重心位置。

Feature Class
group_field
(オプション)

[入力フィーチャ] のグループ フィールド。

Field

コードのサンプル

FindOverlaps (オーバーラップの検索) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで FindOverlaps 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.FindOverlaps_intelligence("C:/data/input.gdb/areas", 
                                "C:/data/results.gdb/intersections",
                                "C:/data/results.gdb/centroids", 
                                "category")
FindOverlaps (オーバーラップの検索) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで FindOverlaps 関数を使用する方法を示しています。

# Name: FindOverlaps_Example2.py
# Description: Find overlaps/intersections of polygons.
# Import system modules
import arcpy
# Set local variables
in_features = "C:/data/input.gdb/areas" 
out_intersections = "C:/data/results.gdb/intersections"
out_centroids = "C:/data/results.gdb/centroids" 
group_field = "category"
# Execute FindOverlaps
arcpy.FindOverlaps_intelligence(in_features, out_intersections,
                                out_centroids, group_field)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: いいえ
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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