データの存在 (If Data Exists) (ModelBuilder)

概要

指定されたデータが存在するかどうかを評価します。

ModelBuilder でのデータの存在の詳細

使用法

  • このツールは、ModelBuilder で使用するためのツールで、Python スクリプトでは使用できません。

  • このツールには、[True][False] の 2 つのブール出力があります。評価される条件に基づき、ツールの実行後に、これら 2 つのブール出力のいずれかが true となり、他方の出力は false になります。いずれかの前提条件が true である場合、これらのブール出力は実行される下流ツールの前提条件として設定する必要があります。

  • メモ:

    [データの存在 (If Data Exists)] は、モデルに追加すると常に実行可能状態 (色付き) になります。これは、入力はオプションの [すべての値] データ タイプであり、空白の値は有効な入力と見なされ、false として評価されるからです。データ タイプが入力データの実際のデータ タイプと一致しない場合、[False] 出力変数は true に設定されます。

構文

arcpy.mb.DataExistsIfThenElse({in_data}, {data_type})
パラメーター説明データ タイプ
in_data
(オプション)

評価される入力データ エレメント

Any Value
data_type
(オプション)

評価されるデータ エレメントのデータ タイプ。ジオデータベースに同じ名前のフィーチャ データセットとフィーチャクラスまたはテーブルがある場合にのみ、値を指定する必要があります。この場合、評価するアイテムのデータ タイプ (フィーチャ データセット、フィーチャクラス、またはテーブル) を選択する必要があります。

  • ANYすべての値。これがデフォルトです。
  • DEFeatureDatasetフィーチャ データセット
  • DEFeatureClassフィーチャクラス
  • DETableテーブル
  • DEViewビュー
  • DERelationshipClassリレーションシップ クラス
  • DERasterDatasetラスター データセット
  • DEMosaicDatasetモザイク データセット
  • DEToolboxツールボックス
  • DETopologyトポロジ
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
true

指定の条件が True であった場合、このパラメーターは True に設定されます。

Boolean
false

指定の条件が False であった場合、このパラメーターは True に設定されます。

Boolean

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: はい
  • Standard: はい
  • Advanced: はい