概要
基本的な接続性を表すダイアグラム コンテンツをシンプルな形式 (JSON) でエクスポートします。ダイアグラム プロパティ、ダイアグラム フィーチャのジオメトリ、ネットワーク要素の属性、集約される要素などの追加のオプション情報もエクスポートできます。
メモ:
入力ネットワークまたはダイアグラム レイヤーは、ファイル ジオデータベースのユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク、ユーティリティ ネットワーク サービス、トレース ネットワーク サービス、またはエンタープライズ ジオデータベースのユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークへのデータベース接続から取得できます。
使用法
エクスポートされた .json ファイルはネットワークの計算および解析や、外部システムへのデータのフィードに使用できます。
属性を含めてダイアグラム コンテンツをエクスポートするとき、コード値ドメイン値を持つ属性を生の値または文字列記述としてエクスポートできます。
構文
arcpy.nd.ExportDiagramContent(in_utility_network, network_diagram_name, out_file, {include_diagram_properties}, {include_geometries}, {include_attributes}, {include_aggregations}, {use_domains})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_utility_network | エクスポートするネットワーク ダイアグラムに関連するユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク レイヤー、ユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク データ エレメント、またはネットワーク ダイアグラム レイヤー。 | Utility Network; Trace Network; Utility Network Layer; Trace Network Layer; Diagram Layer |
network_diagram_name | エクスポートするネットワーク ダイアグラムの名前。 | String |
out_file | エクスポートされたダイアグラム コンテンツを使用して作成する出力 .json ファイル。 | File |
include_diagram_properties (オプション) | ダイアグラム プロパティをエクスポートするかどうかを指定します。
| Boolean |
include_geometries (オプション) | ダイアグラム フィーチャのジオメトリをエクスポートするかどうかを指定します。
| Boolean |
include_attributes (オプション) | 関連するネットワーク エレメントの属性をエクスポートするかどうかを指定します。
| Boolean |
include_aggregations (オプション) | 集約するネットワーク要素のリストを含めて各ダイアグラム フィーチャをエクスポートするかどうかを指定します。
| Boolean |
use_domains (オプション) | コード値ドメインとサブタイプ値のエクスポート方法を指定します。このパラメーターは、[include_attributes] パラメーターが [INCLUDE_ATTRIBUTES] に設定されているか、[include_aggregations] パラメーターが [INCLUDE_AGGREGATIONS] に設定されている場合に使用できます。
| Boolean |
コードのサンプル
Basic_RMT003 ダイアグラム コンテンツをフィーチャ ジオメトリ、コード値とサブタイプ値の文字列記述を持つ属性、集約、およびダイアグラム プロパティを含めてエクスポートします。
import arcpy
arcpy.ExportDiagramContent_nd('elec Network', 'Basic_RMT003',
'C:\temp\BasicRMT003.json',
'INCLUDE_DIAGRAM_PROPERTIES', 'INCLUDE_GEOMETRIES',
'INCLUDE_ATTRIBUTES', 'INCLUDE_AGGREGATIONS',
'USE_CODED_VALUE_NAMES')
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい