ドメイン ネットワークの追加 (Add Domain Network) (ユーティリティ ネットワーク)

概要

ドメイン ネットワークをユーティリティ ネットワークに追加します。

ドメイン ネットワークの追加については、「ドメイン ネットワークの追加」をご参照ください。

使用法

構文

arcpy.un.AddDomainNetwork(in_utility_network, domain_network_name, tier_definition, subnetwork_controller_type, {domain_network_alias_name})
パラメーター説明データ タイプ
in_utility_network

ドメイン ネットワークを追加するユーティリティ ネットワーク。

Utility Network; Utility Network Layer
domain_network_name

新しいドメイン ネットワークの名前。ドメイン ネットワーク名は、作成されるフィーチャクラスの先頭に付けられます。たとえば、ElectricDistribution という名前のドメインは、ElectricDistributionJunction という名前のフィーチャクラスを含みます。

String
tier_definition

新しいドメイン ネットワークの層定義を指定します。

  • HIERARCHICALこの層は階層として定義されます。階層ドメイン ネットワークでは、層は別の層にネストされるため、下位層のサブネットワークに存在するフィーチャはすべての上位層に必然的に参加します。たとえば、ガス ネットワークでは、バルブ分離ゾーンは圧縮ゾーン内にあり、さらにシステム ゾーン内にも存在します。分離ゾーン内のフィーチャも、圧縮ゾーンとシステムゾーン内に存在します。
  • PARTITIONED この層はパーティション型として定義されます。パーティション型ドメイン ネットワーク内のフィーチャは 1 つの層にのみ存在します。層間のリレーションシップは並べ替えられ、直線になります。フィーチャは、1 つの層に含まれる 1 つまたは複数のサブネットワークに存在する可能性があります。
String
subnetwork_controller_type

新しいドメイン ネットワークのサブネットワーク コントローラー タイプを指定します。

  • SOURCEサブネットワーク コントローラー タイプはソースのセットです。ソースは、供給される資源の起点を意味します。たとえば、電力システムの場合、電気のソースは発電所と変電所です。
  • SINKサブネットワーク コントローラー タイプはシンクのセットです。シンクは、収集された資源の終点を意味します。
String
domain_network_alias_name
(オプション)

ドメイン ネットワークのエイリアス名。このオプション パラメーターを使用して、ドメイン ネットワークにわかりやすい名前を付けます。

String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_utility_network

更新されるユーティリティ ネットワーク。

ユーティリティ ネットワーク

コードのサンプル

AddDomainNetwork (ドメイン ネットワークの追加) の例 (Python ウィンドウ)

ElectricDistribution という名前の MyUtilityNetwork ユーティリティ ネットワークにドメイン ネットワークを追加します。

import arcpy
arcpy.AddDomainNetwork_un("MyUtilityNetwork", "ElectricDistribution", 
                          "HIERARCHICAL", "SOURCE", "Electric Distribution")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: いいえ
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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