トレース構成のエクスポート (Export Trace Configurations) (ユーティリティ ネットワーク)

Standard または Advancedのライセンスで利用可能。

概要

トレース構成を、ユーティリティ ネットワークから JSON ファイルにエクスポートします (.json)。

このツールは、[トレース構成のインポート (Import Trace Configurations)] ツールと組み合わせて使用できます。

トレース構成をエクスポートする方法の詳細

使用法

  • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、次が適用されます。
    • [入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーター値は、ユーティリティ ネットワーク サービスから取得する必要があります。
    メモ:

    [入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーター値は、データベース ユーティリティ ネットワーク所有者として設定されたデータベース コネクションから得られます。これは、ポータル ユーティリティ ネットワーク所有者または管理者ロールを有するポータル アカウントとして接続したときに可能です。

  • ポータル ユーティリティ ネットワーク所有者は、ユーティリティ ネットワーク内のトレース構成を表示してエクスポートできます。他のユーザーは、作成したトレース構を表示およびエクスポートできます。

  • *.json ファイルの情報は次の形式で保存されます。

    [
    	{
    		"creator": "<property representing the connected portal account on creation>",
    		"name": "<property  representing the trace configuration name>",
    		"description": "<property representing the description of the trace configuration>",
    		"traceType": <property representing the trace type>,
    		"configuration": <property representing the collection of trace configuration parameters>,
    		"resultTypes": "[<property representing the types of results to return>]",
    		"tags": "<property representing user provided tags>"
    	}
    ]

    [トレース構成のエクスポート (Export Trace Configurations)] ツールを使用したユーティリティ ネットワークからの JSON 例

    [	{
    		"creator": "portaladmin_un",		"name": "Connected_RMT002_A",		"description": "Connected trace on subnet RMT002",		"traceType": 1,		"configuration": "{"includeBarriers":true,"validateConsistency":true,"ignoreBarriersAtStartingPoints":false,"allowIndeterminateFlow":false,"shortestPathNetworkAttributeName":"","traversabilityScope":"junctionsAndEdges","conditionBarriers":[],"functionBarriers":[],"functions":[],"outputFilters":[],"outputConditions":[],"pathDirection":"noDirection"}",		"resultTypes": "[{"type":"elements","includeGeometry":false,"includePropagatedValues":false,"networkAttributeNames":[],"diagramTemplateName":"","resultTypeFields":[]},{"type":"aggregatedGeometry","includeGeometry":false,"includePropagatedValues":false,"networkAttributeNames":[],"diagramTemplateName":"","resultTypeFields":[]}]",		"tags": "["connected","RMT002"]"
    	}
    ]

構文

arcpy.un.ExportTraceConfigurations(in_utility_network, trace_config_name, out_json_file)
パラメーター説明データ タイプ
in_utility_network

エクスポートするトレース構成を含むユーティリティ ネットワーク。

Utility Network; Utility Network Layer
trace_config_name
[trace_config_name,...]

エクスポートするトレース構成。

String
out_json_file

出力される .json ファイル。

File

コードのサンプル

ExportTraceConfigurations (トレース構成のエクスポート) 例 (Python ウィンドウ)

このサンプル スクリプトは、Downstream Protective RTM001 と呼ばれる 1 つのトレース構成をエクスポートします。これは、ElecNetwork と呼ばれるユーティリティ ネットワークから、Global ID で特定されます。

import arcpy
arcpy.ExportTraceConfigurations_un("ElecNetwork", 
                                   "{280F4D15-DACB-45D5-9E4C-7FF474E902E1}", 
                                   r"C:\temp\exportedtraceconfigurations.json")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: いいえ
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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