関連付けのインポート (Import Associations) (ユーティリティ ネットワーク)

概要

関連付けをカンマ区切りファイル (*.csv) から既存のユーティリティ ネットワークにインポートします。

関連付けのインポートの詳細

使用法

  • 関連付けは、1 つの *.csv ファイル内に存在している必要があります。

  • *.csv ファイルに示されたフィーチャは、ユーティリティ ネットワーク内に存在している必要があります。

  • *.csv ファイルに示されたフィーチャには、対応ルールが必要です。

  • このツールは、[関連付けのエクスポート (Export Associations)] ツールと組み合わせて使用できます。

  • インポート中に、ルールが見つからないなどのエラーが発生した場合は、インポート プロセス全体がロールバックされます。エラーを確認し、*.csv ファイルをよく調べた後で、関連付けのインポートを再試行してください。

  • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、[入力ユーティリティ ネットワーク] は、データベース ユーティリティ ネットワークの所有者として確立されたデータベース接続から取得する必要があります。

  • *.csv ファイルの情報は、ASSOCIATIONTYPEFROMFEATURECLASSFROMASSETGROUPFROMASSETTYPEFROMGLOBALIDFROMTERMINALTOFEATURECLASSTOASSETGROUPTOASSETTYPETOGLOBALIDTOTERMINALISCONTENTVISIBLEPERCENTALONG の形式で保存されます。

    .csv

    説明

    ASSOCIATIONTYPE

    関連付けのタイプ。

    • ジャンクション-ジャンクション接続性
    • ジャンクション-エッジの始点の接続性
    • ジャンクション-エッジの中間部分の接続性
    • ジャンクション-エッジの終点の接続性
    • 格納
    • 構造物付属物

    格納

    FROMFEATURECLASS/TOFEATURECLASS

    関連付けに含まれるフィーチャクラスまたはオブジェクト。

    ElectricDistributionDevice、ElectricDistributionAssembly、StructureJunction

    FROMASSETGROUP/TOASSETGROUP

    フィーチャのアセット グループ。

    Transformer、Fuse、Elbow

    FROMASSETTYPE/TOASSETTYPE

    フィーチャのアセット タイプ。

    Streetlight、Attachment、Single-phase padmounted

    FROMGLOBALID/TOGLOBALID

    フィーチャの Global ID。

    {16558C73-013C-4169-A095-7E9DCD57EB57}

    FROMTERMINAL/TOTERMINAL

    関連付けに含まれるターミナル。これは、ジャンクション-ジャンクション接続性の関連付けにのみ適用できます。

    Single Terminal、Load、Source

    ISCONTENTVISIBLE

    格納物が表示可能かどうかを示すブール型フラグ。これは、格納の関連付けにのみ適用できます。

    False、True

    PERCENTALONG

    ジャンクション オブジェクトとエッジ オブジェクトの間の、ジャンクション-エッジの中間部分の接続性の関連付けの割合値。

    0.75

構文

arcpy.un.ImportAssociations(in_utility_network, association_type, csv_file)
パラメーター説明データ タイプ
in_utility_network

関連付けを受け取るユーティリティ ネットワーク。

Utility Network; Utility Network Layer
association_type

インポートする関連付けのタイプを指定します。

  • ALLすべての関連付けタイプがインポートされます。
  • JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITYジャンクション-ジャンクション接続性関連付けタイプがインポートされます。
  • CONTAINMENT格納の関連付けタイプがインポートされます。
  • STRUCTURAL_ATTACHMENT構造物付属物の関連付けタイプがインポートされます。
  • JUNCTION_EDGE_FROM_CONNECTIVITYジャンクション-エッジ接続性 (エッジ サイドから) の関連付けタイプがインポートされます。
  • JUNCTION_EDGE_MIDSPAN_CONNECTIVITYジャンクション-エッジ接続性 (中間部分) の関連付けタイプがインポートされます。
  • JUNCTION_EDGE_TO_CONNECTIVITYジャンクション-エッジ接続性 (エッジ サイドへ) の関連付けタイプがインポートされます。
String
csv_file

インポートする関連付けを格納している *.csvファイル。

File

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_utility_network

更新されるユーティリティ ネットワーク。

ユーティリティ ネットワーク

コードのサンプル

ImportAssociations (関連付けのインポート) の例 (Python ウィンドウ)

このサンプル スクリプトは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークにすべてのタイプの関連付けをインポートします。

import arcpy
arcpy.ImportAssociations_un("GridNetwork", "ALL", "C:\\Temp\\AllAssociations.csv")
ImportAssociations (関連付けのインポート) の例 2 (Python ウィンドウ)

このサンプル スクリプトは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークにジャンクション-ジャンクション接続性の関連付けをインポートします。

import arcpy
arcpy.ImportAssociations_un("GridNetwork", "JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITY", 
                            "C:\\Temp\\JJconnectivity.csv")
ImportAssociations (関連付けのインポート) の例 3 (Python ウィンドウ)

このサンプル スクリプトは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークに格納の関連付けをインポートします。

import arcpy
arcpy.ImportAssociations_un("GridNetwork", "CONTAINMENT", 
                            "C:\\Temp\\Containment.csv")
ImportAssociations (関連付けのインポート) の例 4 (Python ウィンドウ)

このサンプル スクリプトは、GridNetwork というユーティリティ ネットワークに構造物付属物の関連付けをインポートします。

import arcpy
arcpy.ImportAssociations_un("GridNetwork", "STRUCTURAL_ATTACHMENT", 
                            "C:\\Temp\\StructuralAttachment.csv")

ライセンス情報

  • Basic: いいえ
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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