概要
ユーティリティ ネットワークでターミナル構成をアセット タイプに割り当てます。
ターミナル構成の確立後、このツールを使用して、デバイス フィーチャクラスまたはジャンクション オブジェクト テーブルのユーティリティ ネットワーク アセット タイプにそのターミナル構成を設定できます。ターミナル構成がアセット タイプに割り当てられると、そのアセット タイプを使用して作成されたフィーチャはターミナルを保持します。具体的には、フィーチャには、ターミナル構成に指定されたターミナルが含められます。
各アセット タイプに提供される基本的なターミナルについては、ユーティリティ ネットワーク レイヤー プロパティの [ネットワーク プロパティ] ダイアログ ボックスにある [ターミナル構成] セクションをご参照ください。
使用法
ターミナル構成は、複数のアセット タイプに割り当てることができますが、1 つのアセット タイプには 1 つのターミナル構成のみを割り当てることができます。
アセット タイプへのターミナル構成の割り当ては永続的であるため、変更または削除できません。
このツールは、新しいターミナル構成をユーティリティ ネットワークに追加する [ターミナル構成の追加] ツールとともに使用できます。
アセット タイプがユーザー定義のターミナル構成に割り当てられていない場合、デフォルトのターミナル構成は [単一ターミナル] になります。
ネットワーク トポロジを無効化する必要があります。
エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、接続する ArcGIS Enterprise ポータル アカウントがポータル ユーティリティ ネットワーク所有者である必要があります。
エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、このツールは、実行時にデフォルト バージョンに接続する必要があります。
エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、[入力ユーティリティ ネットワーク] は、データベース ユーティリティ ネットワークの所有者として確立されたデータベース接続から取得する必要があります。
構文
arcpy.un.SetTerminalConfiguration(in_utility_network, domain_network, device_featureclass, assetgroup, assettype, terminal_configuration)
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_utility_network | 特定のアセット タイプに設定されるターミナル構成を含むユーティリティ ネットワーク。 | Utility Network; Utility Network Layer |
domain_network | アセット タイプが属するドメイン ネットワーク。 | String |
device_featureclass | アセット タイプが属するユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。 | String |
assetgroup | アセット タイプが属するアセット グループ。 | String |
assettype | ターミナル構成を受け取るアセット タイプ。 | String |
terminal_configuration | アセット タイプに割り当てられるターミナル構成。 | String |
派生した出力
| 名前 | 説明 | データ タイプ |
| out_utility_network | 更新されたユーティリティ ネットワーク。 | ユーティリティ ネットワーク |
コードのサンプル
Air powered アセット タイプのターミナル構成を設定します。
import arcpy
arcpy.SetTerminalConfiguration_un("Utility Network", "ElectricDistribution",
"ElectricDistributionDevice", "Circuit Breaker",
"Air powered", "Dual terminal")ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい