注意:
ArcGIS Pro を Mac で実行しているユーザーは、質問がある場合やトラブルシューティングを行う場合に Esri テクニカル サポートにご連絡いただけます。 ただし、不具合に関するトラブルシューティングはすべて、認定されている Windows システムのみを対象としています。
Boot Camp を使用すると、Windows デスクトップ OS を Mac ハードディスク ドライブ上のハードディスク ドライブ パーティションにインストールできます。 この場合は、ArcGIS Pro を Mac 上の Windows パーティションでネイティブに実行できます。 Boot Camp を使用した ArcGIS Pro の構成については、「ハードウェアの最小要件」の後で説明しています。
注意:
ArcGIS Pro 2.3 以降を macOS 上の Windows 仮想コンピューター (VM) で実行する場合には、Parallels バージョン 15 以降が必要です。 それより前のバージョンの Parallels を ArcGIS Pro で使用することはお勧めしません。
ハードウェアの最小要件
ArcGIS Pro を Mac で使用するには、クアッド コアの Intel プロセッサ、256 GB のストレージ、および 8 GB 以上の RAM を搭載した最新の Mac (MacBook Pro、iMac、または Mac Pro) が必要です。
Apple Silicon (Mx) または Intel 以外のプロセッサで構成された Mac システムは、Apple プロセッサで Microsoft Windows OS 環境がサポートされるまで互換性がありません。 互換性のない Mac をすでにお持ちで、ArcGIS Pro を実行したい場合は、次のオプションを検討してください。
- サポートされているオンプレミス ホスティングされた VM に接続する。
- 配置してクラウド ホスティングされた VM に接続する。
ホスト コンピューターのハードウェア要件については、「ArcGIS Pro のシステム要件」をご参照ください。 ホスト コンピューターのすべての仕様を表示できない場合、[Can You Run It] ユーティリティを使用して、システムのハードウェアを確認できます。
Windows パーティションでの ArcGIS Pro のネイティブな実行 (Boot Camp)
Boot Camp を使用すると、Mac 上の専用のハード ディスク パーティション内に Windows をインストールすることができます。 この構成では、Windows がネイティブに実行され、Mac ハードウェアに直接アクセスできます。 Windows にアクセスするには、Mac を再起動し、Option キーを押しながら、Windows オペレーティング システムが格納されているディスク パーティションを選択します。
この場合の制限は、macOS とそのアプリケーションには同時にアクセスできないことです。 Windows と macOS にアクセスするには、Mac を再起動する必要があります。
Boot Camp を使用してネイティブにインストールされた Windows で ArcGIS Pro を実行する際に、Boot Camp をまだ設定していない場合は、ArcGIS Pro のインストール ファイルと Windows のインストール DVD またはディスク イメージ (.iso) が必要です。
Boot Camp アシスタントを利用すると、専用のハード ディスク パーティション内に Windows をインストールできます。 このアシスタントには、macOS の [アプリケーション] フォルダー内にある [ユーティリティ] フォルダーからアクセスできます。 Boot Camp の詳細については、Apple のサポート サイトをご参照ください。
仮想環境での ArcGIS Pro の実行
ArcGIS Pro は、Parallels などの仮想環境でも実行できます。 これにより、コンピューターにパーティションを作成することなく Windows を実行できます。
Parallels の推奨設定
ArcGIS Pro を Parallels バージョン 15 で実行する場合は、次の点に従うことをお勧めします。
- Mojave 以降のオペレーティング システムを実行する。
- Mac システム設定と Parallels で [グラフィックスの自動切り替え] オプションを無効にする。
- GPU メモリ割り当てを [自動] に設定する。
- 2 つ以上の仮想 CPU をコンピューターに割り当てる。