パーセルの現行または履歴の設定

この ArcGIS 2.8 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

パーセル ファブリック内の履歴は、パーセルを作成または廃止した法的パーセル レコードを取得することで追跡できます。

パーセル フィーチャは、それを作成したレコードに関連付けられます。 関連付けられたパーセル レコードの GlobalID は、パーセル フィーチャの Created By Record 属性フィールドに格納されます。

パーセルは、それを新しいパーセルに置き換えたパーセル レコードにも関連付けられます。 パーセルは新しいパーセルに置き換えられると、廃止または履歴パーセルになります。 履歴パーセル フィーチャの Retired By Record 属性フィールドは、その履歴パーセル フィーチャを置き換えたパーセル レコードの GlobalID を格納します。

[ラインのコピー][マージ] といった一部のパーセル編集ツールは、元のパーセルを履歴として自動的に保存します。 [パーセル] リボンの [ツール] ギャラリーにある [現行の設定]現行として設定 または [履歴の設定]履歴として設定 コマンドを使用すると、パーセルまたはパーセル ラインを現行または履歴として手動で設定できます。

履歴の設定

現行のパーセルを履歴として設定するには、パーセルを廃止するレコードをマップ内でアクティブとして設定します。 履歴として設定するパーセルを選択して、[パーセル] リボンの [ツール] ギャラリーにある [履歴の設定]履歴として設定 をクリックします。 パーセル フィーチャの Retired By Record 属性フィールドに、アクティブなレコードの GlobalID が設定されます。

ヒント:
パーセル ポリゴンを選択して、パーセルとその関連フィーチャを選択します。

ヒント:
履歴パーセルを表示するには、[コンテンツ] ウィンドウでパーセル タイプの [履歴] グループ レイヤーをオンにします。 履歴パーセル サブレイヤーには、retiredbyrecord IS NOT NULL 定義クエリがあります。

パーセル フィーチャ

パーセルを履歴に設定するとき、パーセル フィーチャは次のように更新されます。

  • 履歴として設定されているパーセルが隣接パーセルとラインを共有している場合、隣接パーセルの共有ラインは現行のままになります。
  • 履歴として設定されているパーセルが現行の隣接パーセルと境界ラインを共有している場合、境界ラインは現行のパーセルが一致する現行のラインを持つように分割されます。 元の境界ラインは、履歴として保存されます。
  • 履歴として設定されるパーセルの境界が同じタイプの隣接パーセルと重なり合っている場合、パーセルと同じレコードに関連付けられているラインは履歴として設定されます。
  • 重なり合う境界の両方が同じレコードに関連付けられ、同一である場合、どちらのラインも履歴として設定されません。 [履歴の設定] コマンドを使用して履歴として設定するラインを選択できます。
  • パーセル ポイントがその他のパーセルと共有されていない場合、そのポイントは履歴として設定されます。

現行

履歴パーセルを現行として設定するには、パーセルを選択して、[パーセル] リボンの [ツール] ギャラリーにある [現行の設定] 現行として設定 をクリックします。 パーセル フィーチャの Retired By Record 属性フィールドは、NULL に設定されます。

ヒント:
個別のパーセル ラインも、[現行の設定] および [履歴の設定] コマンドを使用して現行または履歴として設定できます。


このトピックの内容
  1. 履歴の設定
  2. 現行