ビューのリンクはナビゲーション操作であり、複数のマップ、シーン、またはそれらの 2D ビューと 3D ビューの組み合わせに使用することができます。
ビューの配置
リンク操作を改善するには、すべてのビューを表示できるようにビューのレイアウトを配置すると効果的です。リンクを使用するために必須ではありませんが、3 つ以上のビューをリンクする場合、ビューをディスプレイ上で移動して、横に並べたり、縦に積み重ねたり、それらを組み合わせたりしてドッキングすると、視覚的な操作を最適化できます。たとえば、頻繁にプレゼンテーションを行ったり、解析結果や編集結果を比較したりする場合、1 つのビューを参照マップとして使用し、他のビューを実行中の調査や編集に使用することがよくあります。
プライマリ ビューの選択
プライマリ (つまりアクティブな) ビューは、それにリンクされている他のすべてのビューを動作させ、連動させるビューです。あるビューを選択してリンクをオンにすると、他のすべてのビューがそのビューにリンクされ、それらの範囲が一致するように更新されます。この動作は、定義したリンク モードによっても変わります。プライマリ ビューは、ナビゲーションを実行するために使用しているビューです。リンクをオンにしている状態で別のビューをクリックすると、そのビューが新しいアクティブなビューになり、その他のビューのリンクがそのビューに切り替わります。
複数のビューをリンクする手順
- プライマリ ビューとして使用し、他のすべてのビューとリンクするビューをアクティブ化します。
- [表示] タブの [リンク] グループで [ビューのリンク] ドロップダウン メニューをクリックし、モードを選択します。リンク ボタン アイコンが更新され、選択されたリンク モードが反映されます。これにより、ボタンがハイライト表示されます。
- 中心 - 縮尺や回転の向きを維持することが重要ではない場合に適しています。たとえば、異なる視点から同じ位置やフィーチャを見る場合などです。
- 中心と縮尺 - 同じデータのさまざまなレイヤーを表示する場合に最適です。
複数の 2D ビューをリンクして、[中心と縮尺] オプションを使用したときに、各ビューの地理範囲が一致しないことがあります。この症状は、各ビュー ウィンドウの縦横比が異なっている場合に発生します。この範囲オプションを使用した場合、すべての 2D ビューのマップの中心、縮尺、および回転は一致します。 - [リンク] ボタンをもう一度クリックすると、リンクがオフになります。このボタンは、2 つに分かれた機能を持っています。下部のドロップダウン メニューを使用して、モードを選択できます。上部で、リンクのオン/オフを切り替えます。
リンクが有効であることの確認
ビューのリンクが有効かどうかを確認する場合、次の 2 つの方法で調べることができます。1 つは、チェーンリンク アイコンを確認することです。このアイコンは、各ビューのタブに重なって表示されます。表示中のビューでひと目で確認できるため、これが最も確実な方法です。もう 1 つは、[表示] タブを選択し、[ビューのリンク] ボタンがハイライト表示されるのを確認することです。
プロジェクトを保存する際に、ビューのリンクの状態は維持されます。プロジェクトを閉じて、リンクが引き続き有効だった場合、同じプロジェクトを再び開くと、リンクがオンになって引き続き機能します。新しい空のプロジェクトでは、リンクはデフォルトでオフになります。