レポート定義をファイル (*.rptx) として共有できます。これにより、プロジェクト間のレポートの共有、または ArcGIS Pro を使用した他の同僚ユーザーとの共有が可能になります。レポート ファイルには、レポート ドキュメント ビュー、追加したエレメント、レイヤーまたはデータ ソースへの参照、補足ページへの参照が含まれています。データはレポート ファイルに含まれません。データ ソースが移動された場合やレイヤーがプロジェクトに存在しない場合など、データが所定の場所に見つからない場合は、[レポート プロパティ] ダイアログ ボックスからデータ ソースを修正する必要があります。[共有] タブを使用して、レポートを保存するためのコマンドにアクセスします。
レガシー:
ArcGIS Pro の異なるバージョン間でレポート ファイル (*.rptx) を共有する場合は、次の点に留意してください。
- ArcGIS Pro 2.3 以降を使用して保存されたレポート ファイル (*.rptx) は、旧バージョンの ArcGIS Pro でインポートすることができません。
- 補足ページを含む ArcGIS Pro 2.7 を使用して保存されたレポート ファイル (*.rptx) は、旧バージョンの ArcGIS Pro でインポートすることはできません。
レポート ファイルの作成
レポート ビューがアクティブであることを確認し、次の手順を使用してレポート定義ファイル (*.rptx) を作成します。
- [共有] タブの [エクスポート] グループで、[レポート ファイル] ボタンをクリックします。
- ファイルを保存する場所を参照します。
- ファイル名を入力します。
- [保存] をクリックして、レポート定義ファイルを作成します。
レポート ファイルのインポート
レポート定義ファイル (*.rptx) をプロジェクトにインポートするには、次の手順に従います。
- [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新規レポート] ドロップダウン メニューをクリックし、[インポート] ボタン をクリックします。
または、[カタログ] ウィンドウの [レポート] フォルダーを右クリックして、[インポート] ボタン をクリックします。
- 追加するレポート定義ファイル (*.rptx) の場所を参照します。
- 選択して、[OK] をクリックします。
レポートがプロジェクトに追加され、レポート ビューが開きます。関連するマップもプロジェクトに追加されます。