スタンドアロンの ArcGIS Server 10.6 以上のサイトで公開されているイメージ サービスを、上書きすることができます。 イメージ サービスを上書きする理由には、サービスの公開時にデータをサーバーにコピーした場合のソース データの更新、アイテムの説明の編集、さまざまな構成プロパティの設定などがあります。
イメージ サービスの上書きは、イメージ サービスの公開に似ています。 イメージ サービスを上書きするときに、構成設定を含む、イメージ サービスのほとんどのプロパティを変更できます。 サービスの名前またはその場所 (サービス URL) を変更することはできません。
- ArcGIS Pro を起動し、スタンドアロン サーバーに接続して、イメージ サービスを上書きします。
- [カタログ] ウィンドウの [プロジェクト] タブで [サーバー] を展開して、上書きするイメージ サービスを参照します。
- サービスを右クリックし、[上書き] をクリックします。
- [ラスター データセットの選択] ダイアログ ボックスで、サービスを上書きするラスター データセットを参照して選択し、[OK] をクリックします。
[イメージ サービスの上書き] ウィンドウが表示されます。 [一般] タブの [サービスの詳細] の下に、イメージ サービスの名前が表示されます。 この名前は変更できません。
- 名前の下で、デフォルトの (サービスから取得した) アイテム説明をそのままにするか、[データセットのアイテム説明を使用] をクリックして、サービスの上書きに使用しているイメージのアイテム説明を使用して更新します。
データセットのアイテム説明を使用する場合、データセットが現在サマリーまたはタグを含んでいなければ、[概要] フィールドおよび [タグ] フィールドに値を入力する必要があります。
- 必要に応じて、[データ] の下で、登録済みデータを参照するか、すべてのデータをサーバーにコピーするように、オプションを変更します。
データ オプションの詳細については、[情報] ボタンにマウス ポインターを合わせてご参照ください。
- 必要に応じて、ウィンドウの上部にある [構成] タブをクリックして、サービスの機能またはサービス プロパティを変更します。
機能およびサービス プロパティの詳細については、「イメージ サービスの構成」をご参照ください。
- 必要に応じて、[コンテンツ] タブをクリックし、新しいサービスの構造とサブレイヤーを表示します。
- [分析] をクリックし、潜在的な問題や制限を特定します。
[メッセージ] タブには、エラーまたは警告メッセージが表示されます。 メッセージを右クリックすると、情報および推奨される解決策を含むヘルプ トピックが開きます。 詳細については、「GIS リソースの分析」をご参照ください。
- エラーおよび警告を解決したら、[公開] をクリックします。
- サービスが正常に上書きされたら、ウィンドウの下部にある [イメージ サービスの管理] リンクをクリックして、サービスの REST エンドポイントにアクセスします。
キャッシュのタイルを使用して描画されるようにサービスを構成していた場合は、[公開の終了] の下にある [ジョブ] ボタン をクリックして、キャッシュ ステータスを [ジョブ ステータス] ウィンドウに表示できます。