フィールドへのドメインの割り当て (Assign Domain To Field) (データ管理)

サマリー

特定のフィールドおよび必要に応じてサブタイプにドメインを設定します。サブタイプを指定しなかった場合は、指定したフィールドのみにドメインが割り当てられます。

使用法

  • ドメイン管理は次の手順で行います。

    1. [ドメインの作成 (Create Domain)] ツールを使って、ドメインを作成します。
    2. [ドメインにコード値を追加 (Add Coded Value To Domain)] ツールまたは [範囲ドメインの値を設定 (Set Value For Range Domain)] ツールを使用して、値をドメインに追加するか、ドメインの値の範囲を設定します。
    3. [フィールドへのドメインの割り当て (Assign Domain To Field)] ツール (このツール) を使用して、ドメインをフィーチャクラスに関連付けます。
  • 属性ドメインをテーブルまたはフィーチャクラスに関連付けると、データベースに属性の整合性ルールが作成されます。この属性の整合性ルールにより、フィールド タイプに有効な値が指定および制限されます。

  • 1 つの属性ドメインを複数のフィールドに関連付けることができます。これは、同じテーブル、フィーチャクラス、サブタイプ内だけでなく、複数のテーブルやフィーチャクラス内でも可能です。

  • [入力テーブル] パラメーターには、フィーチャ レイヤーまたはテーブル ビューを指定できます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テーブル

ドメインを割り当てるフィールドが含まれているテーブルまたはフィーチャクラスの名前

Table View
フィールド名

ドメインを割り当てるフィールドの名前

Field
ドメイン名

フィールド名に割り当てるジオデータベース ドメインの名前。使用可能なドメインが自動的に読み込まれます。

String
サブタイプ
(オプション)

ドメインを割り当てるサブタイプのコード

String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新された入力テーブル

更新された入力テーブル。

テーブル ビュー

arcpy.management.AssignDomainToField(in_table, field_name, domain_name, {subtype_code})
名前説明データ タイプ
in_table

ドメインを割り当てるフィールドが含まれているテーブルまたはフィーチャクラスの名前

Table View
field_name

ドメインを割り当てるフィールドの名前

Field
domain_name

フィールド名に割り当てるジオデータベース ドメインの名前。使用可能なドメインが自動的に読み込まれます。

String
subtype_code
[subtype_code,...]
(オプション)

ドメインを割り当てるサブタイプのコード

String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_table

更新された入力テーブル。

テーブル ビュー

コードのサンプル

AssignDomainToField (フィールドへのドメインの割り当て) の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで AssignDomainToField 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.AssignDomainToField_management("montgomery.gdb/Landbase/Parcels", 
                                     "ZONING_S", "ZoningFields", "1: government")
AssignDomainToField (フィールドへのドメインの割り当て) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスクリプトでは、AssignDomainToField (フィールドへのドメインの割り当て) 関数をワークフローの一部として使用することにより、属性ドメインを作成し、このドメインに値を割り当て、このドメインをフィールドに割り当てます。

# Name: MakeDomain.py
# Description: Create an attribute domain to constrain pipe material values
 
# Import system modules
import arcpy
# Set the workspace (to avoid having to type in the full path to the data every time)
arcpy.env.workspace = "C:/data"
 
# Set local parameters
domName = "Material4"
gdb = "montgomery.gdb"
inFeatures = "Montgomery.gdb/Water/Distribmains"
inField = "Material"
 
# Process: Create the coded value domain
arcpy.CreateDomain_management("montgomery.gdb", domName, "Valid pipe materials", 
                              "TEXT", "CODED")
    
# Store all the domain values in a dictionary with the domain code as the "key" 
# and the domain description as the "value" (domDict[code])
domDict = {"CI":"Cast iron", "DI": "Ductile iron", "PVC": "PVC", 
           "ACP": "Asbestos concrete", "COP": "Copper"}
# Process: Add valid material types to the domain
# use a for loop to cycle through all the domain codes in the dictionary
for code in domDict:        
    arcpy.AddCodedValueToDomain_management(gdb, domName, code, domDict[code])
    
# Process: Constrain the material value of distribution mains
arcpy.AssignDomainToField_management(inFeatures, inField, domName)

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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