フィッシュネットの作成 (Create Fishnet) (データ管理)

この ArcGIS 2.8 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

サマリー

四角形のセルのフィッシュネットを作成します。出力はポリライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャのいずれかになります。

[フィッシュネットの作成 (Create Fishnet)] ツールの詳細

使用法

  • [テンプレート範囲] パラメーターにフィーチャクラスまたはレイヤーを入力するか、出力座標系環境変数を設定して、出力の座標系を設定できます。

  • [ラベル ポイントの作成] パラメーターがオン (Python では labels = 'LABELS') の場合、出力フィッシュネットの作成に加えて、各フィッシュネット セルの中心のラベル ポイントとともに新規ポイント フィーチャが作成されます。このフィーチャクラスは、出力フィーチャクラスと同じ名前 (ただし、_label の接尾辞が付けられる) であり、同じ場所に作成されます。

  • [ジオメトリ タイプ] パラメーターでは、出力ポリラインのセルを作成するか (デフォルト)、出力ポリゴンのセルを作成するかを指定できます。ポリゴン フィッシュネットを作成する場合は、行または列の数によっては処理に時間がかかることがあります。

  • [セルの幅][セルの高さ] の値は、出力フィーチャクラスで定義されているものと同じ単位になります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
出力フィーチャクラス

四角形のセルのフィッシュネットが含まれる出力フィーチャクラス。

Feature Class
フィッシュネットの原点座標

フィッシュネットの始点となる中心点。

Point
Y 軸座標

Y 軸座標を基準にして、フィッシュネットの向きを設定します。フィッシュネットは、原点と Y 軸座標を結ぶラインで規定される角度だけ回転します。

Point
セルの幅

各セルの幅を指定します。[行数] パラメーターの値を使用して幅が自動的に計算されるようにしたい場合は、このパラメーターを空のままにするか、値を 0 に設定します。幅はこのツールの実行時に自動的に計算されます。

Double
セルの高さ

各セルの高さを指定します。[列数] パラメーターの値を使用して高さが自動的に計算されるようにしたい場合は、このパラメーターを空のままにするか、値を 0 に設定します。高さはこのツールの実行時に自動的に計算されます。

Double
行数

フィッシュネットの行数を指定します。[セルの幅] パラメーターの値を使用して行数が自動的に計算されるようにしたい場合は、このパラメーターを空のままにするか、値を 0 に設定します。行数はこのツールの実行時に自動的に計算されます。

Long
列数

フィッシュネットの列数を指定します。[セルの高さ] パラメーターの値を使用して列数が自動的に計算されるようにしたい場合は、このパラメーターを空のままにするか、値を 0 に設定します。列数はこのツールの実行時に自動的に計算されます。

Long
フィッシュネットの対角
(オプション)

フィッシュネットの対角が [X 座標][Y 座標] の値によって設定されます。テンプレート範囲が使用されている場合は、対角の値が自動的に設定されます。原点、Y 軸、セル サイズ、行数、および列数が設定されている場合、このパラメーターは無効になります。

Point
ラベル ポイントの作成
(オプション)

ポイント フィーチャクラスが作成され、各フィッシュネット セルの中心にラベル ポイントが示されるかどうかを指定します。

  • オン - ラベル ポイントとともに新規フィーチャクラスが作成されます。これがデフォルトです。
  • オフ - ラベル ポイント フィーチャクラスは作成されません。
Boolean
テンプレート範囲
(オプション)

フィッシュネットの範囲を指定します。範囲を指定するには、座標を指定するか、テンプレート データセットを使用します。

  • [デフォルト] - すべての関連する入力の最大範囲に基づく範囲とします。これがデフォルトです。
  • [現在の表示範囲] - 範囲がデータ フレームまたは表示範囲と同じになります。アクティブなマップが存在しない場合、このオプションは使用できません。
  • [以下の指定に一致] - この範囲は、指定された最小および最大範囲値に基づきます。
  • [参照] - 範囲は、既存のデータセットに基づきます。
Extent
ジオメトリ タイプ
(オプション)

出力フィッシュネット セルがポリライン フィーチャであるか、またはポリゴン フィーチャであるかを指定します。

  • ポリライン出力はポリライン フィーチャクラスになります。各セルは 4 つのライン フィーチャによって定義されます。
  • ポリゴン出力はポリゴン フィーチャクラスになります。各セルは 1 つのポリゴン フィーチャによって定義されます。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力ラベル フィーチャクラス (オプション)

各フィッシュネット セルの中心にラベル ポイントがある状態で新しいポイント フィーチャクラスが作成されます

[ラベル ポイントの作成] パラメーターがオン (Python では labels = 'LABELS') の場合、各フィッシュネット セルの中心にラベル ポイントがある状態で新しいポイント フィーチャクラスが作成されます。このフィーチャクラスは、出力フィーチャクラスと同じ名前 (ただし、_label の接尾辞が付けられる) であり、同じ場所に作成されます。

フィーチャクラス

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

関連トピック