障害物フィーチャの生成 (Generate Obstacle Features) (インテリジェンス)

サマリー

ヘリコプターの着陸地域の評価に使用するために、高さフィールドを持つフィーチャを 3D 障害物フィーチャおよび障害物制限バッファーに変換します。

使用法

  • このツールを使用すると、一般的なフィーチャを障害物フィーチャとフィーチャ バッファーに変換できます。また、[HLZ 適地の生成 (Generate HLZ Suitability)] ツールを使用する前に、さまざまな障害物の形式を処理できます。

  • [高さフィールド] には、数値フィールドまたはテキスト フィールドを使用できます。 テキスト フィールドは、内部で数値に変換されます。 ただし、テキスト フィールドの値に数字以外の文字が含まれている場合、ツールは失敗します。 テキスト フィールドを使用している場合は、ツールを使用する前にデータを確認してください。

  • [出力障害物フィーチャ] は、Obstacle Approach/Departure Distance フィールドを持つ 3D ポイント フィーチャになります。

  • [出力障害物バッファー] は、Obstacle Approach/Departure Distance フィールドを使用して [出力障害物フィーチャ] をバッファー処理することで作成されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

障害物フィーチャの作成に使用する入力ソース フィーチャ。

Feature Layer
高さフィールド

高さの値を含む [入力フィーチャ] パラメーターのフィールド。 フィールド タイプには、数値またはテキストを使用できます。 テキスト フィールドを使用する場合、フィールド値は数値である必要があります。

Field
出力障害物フィーチャ

出力 3D 障害物フィーチャ。

Feature Class
出力障害物バッファー

出力障害物バッファー フィーチャ

Feature Class
クリップ フィーチャ
(オプション)

[出力障害物フィーチャ] をクリップするエリア。 [クリップ フィーチャ] 内にあるフィーチャだけが処理されます。

Feature Layer

arcpy.intelligence.GenerateObstacleFeatures(in_features, height_field, out_obstacle_features, out_obstacle_buffers, {clip_features})
名前説明データ タイプ
in_features

障害物フィーチャの作成に使用する入力ソース フィーチャ。

Feature Layer
height_field

高さの値を含む in_features パラメーターのフィールド。 フィールド タイプには、数値またはテキストを使用できます。 テキスト フィールドを使用する場合、フィールド値は数値である必要があります。

Field
out_obstacle_features

出力 3D 障害物フィーチャ。

Feature Class
out_obstacle_buffers

出力障害物バッファー フィーチャ

Feature Class
clip_features
(オプション)

out_obstacle_features をクリップするエリア。 clip_features 内にあるフィーチャだけが処理されます。

Feature Layer

コードのサンプル

GenerateObstacleFeatures (障害物フィーチャの生成) の例 1 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで GenerateObstacleFeatures を使用する方法を示しています。

import os
import arcpy

working_mty = r"d:\working\monterey"
in_features = os.path.join(working_mty, "tasking.gdb", "MontereyDV")
h_field = "AGL"
out_obx = os.path.join(working_mty, "results.gdb", "obstacles")
out_buf = os.path.join(working_mty, "results.gdb", "buffers")
aoi = os.path.join(working_mty, "tasking.gdb", "mtyAOI")
arcpy.GenerateObstacleFeatures_intelligence(in_features, h_field, out_obx, out_buf, aoi)
GenerateObstacleFeatures (障害物フィーチャの生成) の例 2 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GenerateObstacleFeatures を使用する方法を示しています。

import arcpy

arcpy.GenerateObstacleFeatures_intelligence(r"d:\working\monterey\tasking.gdb\MontereyDV", 
                                            "AGL", 
																																												r"d:\working\monterey\results.gdb\obstacles", 
                                            r"d:\working\monterey\results.gdb\buffers", 
                                            r"d:\working\monterey\tasking.gdb\mtyAOI")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 3D Analyst および Spatial Analyst
  • Standard: 次のものが必要 3D Analyst および Spatial Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 3D Analyst および Spatial Analyst

関連トピック