フィーチャクラスの反復 (Iterate Feature Classes) (ModelBuilder)

サマリー

ワークスペースまたはフィーチャ データセット内のフィーチャクラスを反復処理します。

ModelBuilder でのフィーチャクラスの反復の詳細

使用法

• このツールは、ModelBuilder で使用するためのツールで、Python スクリプトでは使用できません。

• モデルでこのツールを使用する場合、1 つ目のフィーチャクラスが出力のテンプレートとして使用されます。これにより、以降のツールでフィールドを選択できます。

• ツールの出力は、「出力フィーチャクラス」と「名前」の 2 つです。「名前」は、他のツールでインライン変数 (たとえば、 %名前%) として使用できます。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
ワークスペースまたはフィーチャ データセット	反復処理するフィーチャクラスを格納するワークスペースまたはフィーチャ データセット。ジオデータベースを入力ワークスペースとして定義する場合は、ジオデータベースの直下にあるフィーチャクラスだけが反復処理されます (スタンドアロン フィーチャクラス)。入力ジオデータベースにあるデータセット内のすべてのフィーチャクラスを反復処理する場合は、再帰オプションをオンにします。	Workspace; Feature Dataset
ワイルドカード (オプション)	結果を制限するために使用する、* (アスタリスク) と文字の組み合わせ。アスタリスクは「すべて」と同じ意味です。ワイルドカードを指定しない場合は、すべての値が返されます。たとえば、ワイルドカードを使用すると、名前が特定の文字や語句で始まる入力だけを反復処理できます (A*、Ari*、Land* など)。	String
フィーチャ タイプ (オプション)	フィルターとして使用するフィーチャ タイプ。指定したタイプのフィーチャだけが出力されます。フィーチャ タイプを指定しない場合は、すべてのフィーチャが出力されます。 アノテーション—アノテーション フィーチャクラスのみが出力されます。 ディメンション—ディメンション フィーチャクラスのみが出力されます。 エッジ—エッジ フィーチャクラスのみが出力されます。 ジャンクション—ジャンクション フィーチャクラスのみが出力されます。 ライン— ライン フィーチャクラスのみが出力されます。 ポイント—ポイント フィーチャクラスのみが出力されます。 ポリゴン—ポリゴン フィーチャクラスのみが出力されます。 マルチパッチ—マルチパッチ フィーチャクラスのみが出力されます。	String
再帰 (オプション)	メイン ワークスペース内のすべてのサブフォルダーを反復処理するかどうかを決定します。 オン - すべてのサブフォルダーを反復処理します。 オフ - すべてのサブフォルダーを反復処理しません。	Boolean

派生した出力

ラベル	説明	データ タイプ
フィーチャクラス	フィーチャクラスの絶対パス。	フィーチャクラス
名前	フィーチャクラスの名前。	文字列

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

• Basic: Yes
• Standard: Yes
• Advanced: Yes