ルールの追加 (Add Rule) (ユーティリティ ネットワーク)

サマリー

ルールをユーティリティ ネットワークに追加します。

ユーティリティ ネットワーク内に作成されたすべてのルールは、アセット グループ レベルおよびアセット タイプ レベルのネットワーク クラスに基づき、ユーティリティ ネットワーク内での一部の振舞いを制御する目的に使用されます。

使用法

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ユーティリティ ネットワーク

ルールを追加するユーティリティ ネットワーク。

Utility Network; Utility Network Layer
ルール タイプ

作成するルールのタイプ。

  • ジャンクション-ジャンクション接続性2 つのポイント フィーチャが接続性の関連付け (フィーチャが幾何学的にずれている) を介して接続できるようにするジャンクション-ジャンクション接続性ルールを作成します 。
  • 格納格納の関連付けで、始点パラメーターが格納器で終点パラメーターが格納物である場合の格納ルールを作成します。
  • 構造物付属物構造物付属物の関連付けで、始点パラメーターが構造物フィーチャで終点パラメーターが付属物フィーチャである場合の構造物付属物ルールを作成します。
  • ジャンクション-エッジ接続性エッジ フィーチャとジャンクシャン フィーチャがジオメトリの一致 (フィーチャが同一の X、Y、Z 位置にある) を介して接続できるようにするエッジ-ジャンクション接続性ルールを作成します。
  • エッジ-ジャンクション-エッジ接続性エッジがジャンクション フィーチャの両側に接続できるようにするエッジ-ジャンクション-エッジ接続性ルールを作成します。
String
From テーブル

ルールに含まれる From ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。

構造物付属物ルールと格納の関連付けルールには、このパラメーターに格納器または構造物フィーチャがある必要があります。

順番は、ジャンクション-ジャンクション、ジャンクション-エッジ、およびエッジ-ジャンクション-エッジの接続性ルールには影響しません。

String
From アセット グループ

ルールを適用する [From テーブル] のアセット グループ。

String
From アセット タイプ

ルールを適用する [From テーブル] のアセット タイプ。

String
To テーブル

ルールに含まれる To ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。

構造物付属物ルールと格納の関連付けルールには、このパラメーターに格納物または付属物フィーチャがある必要があります。

順番は、ジャンクション-ジャンクション、ジャンクション-エッジ、およびエッジ-ジャンクション-エッジの接続性ルールには影響しません。

String
To アセット グループ

ルールを適用する [To テーブル] のアセット グループ。

String
To アセット タイプ

ルールを適用する [To テーブル] のアセット タイプ。

String
From ターミナル
(オプション)

ルールを適用する From ターミナル。これは、[From テーブル] 内のターミナルです。別のフィーチャに接続するターミナルを持つフィーチャの接続性ルールを作成する場合、接続元のターミナル側 (たとえば、変圧器の高圧側のターミナル) を指定する必要があります。

アセット タイプにターミナルがある場合は、このパラメーターは必須です。構造物付属物関連付けルールまたは格納の関連付けルールが [ルール タイプ] パラメーターで指定されている場合、このパラメーターは無効になります。

String
To ターミナル
(オプション)

ルールを適用する To ターミナル。これは、[To テーブル] 内のターミナルです。ターミナルを持つ別のフィーチャに接続するフィーチャの接続性ルールを作成する場合、接続先のターミナル側 (たとえば、変圧器の低圧側のターミナル) を指定する必要があります。

アセット タイプにターミナルがある場合は、このパラメーターは必須です。関連付けルール タイプが構造物付属物または格納の場合、このパラメーターは無効になります。

String
Via テーブル
(オプション)

ルールを適用するジャンクション ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。エッジ-ジャンクション-エッジ接続性に参加するには 3 つのフィーチャクラスまたはテーブルが必要なため、このパラメーターは、[ルール タイプ] パラメーターでエッジ-ジャンクション-エッジ接続性が選択されている場合にのみ使用できます。

String
Via アセット グループ
(オプション)

ルールを適用する [Via テーブル] のアセット グループ。このパラメーターは、[ルール タイプ] パラメーターにエッジ-ジャンクション-エッジ接続性が選択されている場合にのみ使用できます。

String
Via アセット タイプ
(オプション)

ルールを適用する [Via テーブル] のアセット タイプ。このパラメーターは、[ルール タイプ] パラメーターにエッジ-ジャンクション-エッジ接続性が選択されている場合にのみ使用できます。

String
Via ターミナル
(オプション)

ルールを適用する [Via テーブル] のターミナル。このパラメーターは、[ルール タイプ] パラメーターにエッジ-ジャンクション-エッジ接続性が選択されている場合にのみ使用できます。

String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたユーティリティ ネットワーク

更新されるユーティリティ ネットワーク。

ユーティリティ ネットワーク

arcpy.un.AddRule(in_utility_network, rule_type, from_class, from_assetgroup, from_assettype, to_class, to_assetgroup, to_assettype, {from_terminal}, {to_terminal}, {via_class}, {via_assetgroup}, {via_assettype}, {via_terminal})
名前説明データ タイプ
in_utility_network

ルールを追加するユーティリティ ネットワーク。

Utility Network; Utility Network Layer
rule_type

作成するルールのタイプ。

  • JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITY2 つのポイント フィーチャが接続性の関連付け (フィーチャが幾何学的にずれている) を介して接続できるようにするジャンクション-ジャンクション接続性ルールを作成します 。
  • CONTAINMENT格納の関連付けで、始点パラメーターが格納器で終点パラメーターが格納物である場合の格納ルールを作成します。
  • STRUCTURAL_ATTACHMENT構造物付属物の関連付けで、始点パラメーターが構造物フィーチャで終点パラメーターが付属物フィーチャである場合の構造物付属物ルールを作成します。
  • JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITYエッジ フィーチャとジャンクシャン フィーチャがジオメトリの一致 (フィーチャが同一の X、Y、Z 位置にある) を介して接続できるようにするエッジ-ジャンクション接続性ルールを作成します。
  • EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITYエッジがジャンクション フィーチャの両側に接続できるようにするエッジ-ジャンクション-エッジ接続性ルールを作成します。
String
from_class

ルールに含まれる From ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。

構造物付属物ルールと格納の関連付けルールには、このパラメーターに格納器または構造物フィーチャがある必要があります。

順番は、ジャンクション-ジャンクション、ジャンクション-エッジ、およびエッジ-ジャンクション-エッジの接続性ルールには影響しません。

String
from_assetgroup

ルールを適用する from_classのアセット グループ。

String
from_assettype

ルールを適用する from_classのアセット タイプ。

String
to_class

ルールに含まれる To ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。

構造物付属物ルールと格納の関連付けルールには、このパラメーターに格納物または付属物フィーチャがある必要があります。

順番は、ジャンクション-ジャンクション、ジャンクション-エッジ、およびエッジ-ジャンクション-エッジの接続性ルールには影響しません。

String
to_assetgroup

ルールを適用する to_classのアセット グループ。

String
to_assettype

ルールを適用する to_classのアセット タイプを指定します。

String
from_terminal
(オプション)

ルールを適用する From ターミナル。これは、from_class 内のターミナルです。別のフィーチャに接続するターミナルを持つフィーチャの接続性ルールを作成する場合、接続元のターミナル側 (たとえば、変圧器の高圧側のターミナル) を指定する必要があります。

アセット タイプにターミナルがある場合は、このパラメーターは必須です。ルール タイプが構造物付属物または格納の場合、このパラメーターは無視されます。

String
to_terminal
(オプション)

ルールを適用する To ターミナル。これは、to_class 内のターミナルです。ターミナルを持つ別のフィーチャに接続するフィーチャの接続性ルールを作成する場合、接続先のターミナル側 (たとえば、変圧器の低圧側のターミナル) を指定する必要があります。

アセット タイプにターミナルがある場合は、このパラメーターは必須です。ルール タイプが構造物付属物または格納の場合、このパラメーターは無視されます。

String
via_class
(オプション)

ルールを適用するジャンクション ユーティリティ ネットワーク フィーチャクラスまたはテーブル。エッジ-ジャンクション-エッジ接続性に参加するには 3 つのフィーチャクラスまたはテーブルが必要なため、このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type にのみ指定できます。

String
via_assetgroup
(オプション)

ルールを適用する via_classのアセット グループ。このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type パラメーター値にのみ指定できます。

String
via_assettype
(オプション)

ルールを適用する via_classのアセット タイプ。このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type パラメーター値にのみ指定できます。

String
via_terminal
(オプション)

ルールを適用する via_classのターミナル。このパラメーターは、EDGE_JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY rule_type パラメーター値にのみ指定できます。

String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_utility_network

更新されるユーティリティ ネットワーク。

ユーティリティ ネットワーク

コードのサンプル

AddRule (ルールの追加) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のサンプルでは、ジャンクション-ジャンクション接続性関連付けルールを作成して、遮断器の負荷側が配電網の高い側の変圧器に接続できるようにします。

import arcpy
arcpy.AddRule_un("Distribution Network", "JUNCTION_JUNCTION_CONNECTIVITY", 
                 "ElectricDistributionDevice", "CircuitBreaker", "Air powered", 
                 "ElectricDistributionLine", "Transformer", "High")
AddRule (ルールの追加) の例 2 (Python ウィンドウ)

次のサンプルでは、ジャンクション-エッジ接続性関連付けルールを作成して、遮断器の負荷側を配電網の中電圧線に接続できるようにします。

import arcpy
arcpy.AddRule_un("Utility Network", "JUNCTION_EDGE_CONNECTIVITY", 
                 "ElectricDistributionDevice", "CircuitBreaker", "Air powered", 
                 "ElectricDistributionLine", "Medium Voltage", 
                 "Single Phase Overhead")
AddRule (ルールの追加) の例 3 (Python ウィンドウ)

次のサンプル スクリプトでは、格納の関連付けルールを作成して、ジャンクション ボックスがエルボを含められるようにします。

import arcpy
arcpy.AddRule_un("Electric Network", "CONTAINMENT", "StructureJunction", 
                 "JunctionBox", "Junction Box", "ElectricDistributionDevice", 
                 "Fuse", "Underground Single Phase Load Break Elbow")
AddRule (ルールの追加) の例 4 (Python ウィンドウ)

次のサンプル スクリプトでは、構造物付属物の関連付けルールを作成して、スイッチが柱に構造的に付属されるようにします。

import arcpy
arcpy.AddRule_un("Electric Network", "STRUCTURAL_ATTACHMENT", 
                 "StructureJunction", "Pole", "Wood", 
                 "ElectricDistributionDevice", "Switch", 
                 "Overhead Low Voltage Single Phase Disconnect")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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