クエリまたは WHERE 句は、ArcGIS でレコードのサブセットの選択に使用されます。すべてのクエリ式では、Structured Query Language (SQL) を使用して、検索の詳細を設定します。次のツールをはじめとする多数のジオプロセシング ツールで式を作成する場合に SQL を使用する必要があります。
クエリは、[項目] モードで入力できます。ボタンと選択リストを使用すると、わかりやすい言語でクエリを作成することができます。また、SQL に習熟している場合は、WHERE 句をテキストとして [SQL] モードで直接入力できます。
項目モード
[項目] モードでクエリを構築するには、次の手順を実行します。
- [項目の追加] をクリックします。
- データ内で使用できるフィールドの選択リストからフィールドを選択します。
- 選択リストから演算子 ([と等しい] や [より大きい] など) を選択します。選択したフィールド タイプに応じて、有効なオプションが表示されます。
- 評価対象の値またはフィールドを入力するか、選択リストから選択します。
- [追加] ボタンを押して、項目を確定します。
複数の項目を追加し、項目を排他 ([And]) または結合 ([Or]) のどちらのロジックで結合するかを選択することができます。項目は、グループ化またはインデントして、複雑な式を構築できます。
SQL モード
[SQL] モードは、構文のヘルプとオートコンプリート機能を備えた強力な SQL コード エディターを提供します。SQL 式に習熟している場合、クエリを迅速に構築し、SQL でサポートされている任意の演算子やロジックを含めることができます。[確認] ボタンを使用すると、記述した式が正しいことを確認できます。