ArcGIS Pro でジオプロセシング サービスを共有する場合、バージョン間の互換性の問題が生じる可能性があるため、各サーバーのバージョンを検討する必要があります。 一般的には、ジオプロセシング サービスを正常に共有し使用するには、ArcGIS Pro と ArcGIS Server のリリース バージョンが一致している必要があります。 リリースごとに以前のリリース製品には存在しない新しいジオプロセシング ツールおよび機能が追加されるため、リリース バージョンを一致させることをお勧めします。
以下の表は、ジオプロセシング サービスの共有と使用に使用できる ArcGIS Pro と ArcGIS Server のバージョンを示します。
互換性
以下の表の「ジオプロセシング サービスの共有と使用のサポート」とは、指定の ArcGIS Pro バージョンと指定の ArcGIS Server バージョン間でジオプロセシング サービスが共有できることを示します。 指定バージョンの ArcGIS Pro の指定バージョンの ArcGIS Server で実行されているジオプロセシング サービスも使用できます。 これは、ArcGIS Pro および他の ArcGIS Desktop アプリケーション (ArcMap など) から共有されるジオプロセシング サービスに適用されます。
「ジオプロセシング サービスの使用のサポート」とは、指定バージョンの ArcGIS Pro の指定バージョンの ArcGIS Server で実行されているジオプロセシング サービスを使用できることを示します。 これは、ArcGIS Desktop アプリケーション (ArcMap など) から共有されるジオプロセシング サービスに適用されます。
ArcGIS Pro バージョン | ArcGIS Server 10.6-10.9.1 | ArcGIS Server 10.5-10.5.1 |
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ArcGIS Pro 2.4-2.9 | ジオプロセシング サービスの共有と使用のサポート ArcGIS Pro 2.9 からジオプロセシング サービスの上書きをサポート | ジオプロセシング サービスの使用のサポート |
ArcGIS Pro 2.0-2.3 | ジオプロセシング サービスの使用のサポート | ジオプロセシング サービスの使用のサポート |
ArcGIS Pro 1.4 | ジオプロセシング サービスの使用のサポート (入力のフィーチャ セット パラメーターを持ち、ArcMap から共有されているツールは除く) | ジオプロセシング サービスの使用のサポート |