クラスのマージ

Image Analyst ライセンスで利用できます。

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

教師付き分類後のクラスのマージ

教師付き分類を実行した後に、クラスの一部を 1 つにマージしたい場合があります。理由としては、異なる種類の森林など、分類アルゴリズムでは識別できないフィーチャが存在するなどが考えられます。森林の種類のような詳細レベルにあまり興味がない場合、落葉樹と常緑樹を森林としてグループ化できます。分類スキーマは、画像内のすべてのフィーチャを個別のクラスに整理するために使用されます。これらのクラスは、多くの場合、階層化されています。つまり、森林というクラスには、常緑樹と落葉樹のサブクラスが存在する場合があります。データの分類に使用した [分類スキーマ] を選択します。組み込まれているデフォルト スキーマは、北米を対象とした National Land Cover Dataset (NCLD) から取得されています。また、トレーニング サンプルまたは分類済みラスターからスキーマを生成することもできます。カスタム スキーマを作成する場合は、単純なデフォルト スキーマを選択します。次に、そのスキーマを [トレーニング サンプル マネージャー] で編集できます。

教師付きのクラスのマージ

この操作では、分類スキーマに従ってサブクラスを親クラスにマージします。テーブルの左の列に、[古いクラス] が表示されます。クラスをマージする場合、[新しいクラス] ドロップダウン リストを使用してマージ先のクラスを選択します。

クラスのマージ中は、基になる画像を表示して、[新しいクラス] の値が適切であることを確認します。L キーを押すと、分類された画像の透過表示を切り替えることができます。クラス全体を変更する必要がある場合は、このページで変更できますが、変更先のクラスは、使用しているスキーマの親クラスに限定されます。たとえば、このページでは、落葉樹を森林に変更できますが、落葉樹を水域に変更することはできません。この種の編集、つまり、個々のフィーチャの変更を行うには、次の [再分類器] ページでこの操作を実行することができます。

関連トピック


このトピックの内容
  1. 教師付き分類後のクラスのマージ