Network Analyst のライセンスで利用可能。
ネットワーク属性を変更したときに、その変更によって、ネットワーク データセットがソース フィーチャクラスにアクセスする必要が生じた場合、ネットワーク データセットを構築する必要があります。 たとえば、ソース フィーチャクラスから時間コストを取得するフィールド エバリュエーターを作成した場合、ネットワークを再構築する必要があります。 ソース フィーチャのジオメトリを変更した場合、ネットワーク データセットを再構築する必要があります。 ただし、関数エバリュエーター、スクリプト エバリュエーター、またはグローバル ターン遅延エバリュエーターの作成時にネットワークを再構築する必要はありません。これらのエバリュエーター タイプは実行時に評価され、ネットワーク データセットにキャッシュされた値に依存しないためです。
再構築が必要
以下のシナリオでは、ネットワーク属性が編集された場合に、ネットワーク データセットを再構築する必要があります。
- ソース フィーチャのジオメトリの編集。
- フィールド スクリプトの値の取得元となる既存のソース フィーチャ レコードの編集。
- エレベーション フィールドの値の取得元となる既存のソース フィーチャ レコードの編集。
- ソースの追加または削除。
- フィールド スクリプト エバリュエーターを使用するエバリュエーターが属性に割り当てられている場合、データ タイプを変更すると、ネットワークの再構築が必要になります。
- (鉛直接続性ページでの) エレベーションの派生元となるフィーチャクラス上のフィールドの変更。
- 接続性グループに対してソースを追加または削除すると、それによって接続性ポリシーが変更されます。
- 属性の編集 (追加、複製、名前の変更、削除)。
- フィールド スクリプト タイプであるエバリュエーター値の変更。
- フィールド スクリプト エバリュエーターから別のエバリュエーター タイプへの (またはその逆の) エバリュエーター タイプの変更。
- タイム ゾーン テーブルの別のテーブルへの変更。
再構築が必要ない
以下のシナリオでは、ネットワーク属性が編集された場合に、ネットワーク データセットを再構築する必要はありません。
- コストおよび記述子属性の単位の編集。
- 規制属性の規制の使用法の編集。
- パラメーターの変更 (パラメーター データ タイプとデフォルト値の追加、削除、名前の変更、または編集)。
- エバリュエーター タイプがフィールド スクリプトでない場合のエバリュエーター値の変更。
- 非フィールド スクリプト エバリュエーターから別の非フィールド スクリプト エバリュエーターへのエバリュエーター タイプの変更。
- 階層範囲の変更。
- タイム ゾーン テーブルのレコードの編集。