クラスの検索

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

パラメーター内で使われた個々の引数を特定し、その値に基づいて特定の関数セットを実行したい場合があります。以下のセクションでは、Spatial Analyst クラスのさまざまな引数を検索するためのルールを示します。

固定数の入力で作成したクラス

  • クラス オブジェクト内の引数の値を検索するには、クラス オブジェクトのプロパティにアクセスします。
    circle = NbrCircle(5, "CELL")
    
    # varRadius will be assigned the radius property (which is 5)
    varRadius = circle.radius
  • オブジェクトまたはオブジェクト プロパティの値は簡単に調べることができます。
    >>> circle = NbrCircle(5, "CELL")
    >>> print(circle)
    Circle 5 Cell
    >>> print(circle.radius)
    5

複数のリストまたはリストのリストから作成したクラス

  • リマップ テーブル全体を表示するには、Python の print 関数を使用できます。
    >>> remap = RemapValue([[1, 11], [2, 12], [3, 13]])
    >>> print(remap)
    1 11; 2 12; 3 13
    >>> print(remap.remapTable)
    [[1, 11], [2, 12], [3, 13]]
  • リスト内のリストから作成されたクラス オブジェクトのリスト内にある個々のエントリを検索するには、そのエントリが含まれているリストを特定し、そのリスト内のエントリの場所を指定します。
    >>> remap = RemapValue([[1, 11], [2, 12], [3, 13]])
    >>> print(remap.remapTable[1][1])
    12

リスト内の一連のクラスから作成したクラス

  • リスト内の一連のクラスから作成したクラス オブジェクトのリスト内の 1 点の X 座標または Y 座標を個別に検索、あるいは X,Y 座標を検索するには、入力シリーズ内の個々のクラスのプロパティにアクセスします。
    >>> points = [Point(0, 5), Point(15, 175), Point(225, 450)]
    >>> # The following statement queries the x value of the second input point
    >>> xvalue = points[1].X
    >>> print(xvalue)
    15

タイプの特定

  • クラス オブジェクトのタイプを特定するには、Python の type 関数を使用できます。
    >>> neighborhood = NbrCircle(5, "CELL")
    >>> neighType = type(neighborhood)
    >>> print(neighType)
    <class 'arcpy.sa.ParameterClasses.NbrWedge'>
  • タイプを比較するには、Python の isinstance 関数を使用できます。
    circle = NbrCircle(5, "CELL")
    
    # The general format is: isinstance(AnyObject, AnyClass)
    # In the following statement, val will be assigned True
    val = isinstance(circle, NbrCircle) 
    
    # In the following statement, val will be assigned False
    val = isinstance(circle, NbrRectangle)

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