ビッグ データ コネクション データセットには、データセットに対する SQL 式を定義するオプション パラメーターのフィルター プロパティがあります。 フィルター条件に一致したフィーチャだけが使用されます。 フィルターは、マップ上に表示されるフィーチャ、レイヤーの属性テーブルに表示されるフィーチャ、およびジオプロセシング ツールで処理されるフィーチャを定義します。
どんなときにフィールド情報を更新する必要があるかを以下の例で示します。
- NULL 以外のジオメトリを含むデータを解析するとき
- 指定した閾値よりも大きいデータを使用するとき (例: 速度が時速 20 マイル以上の場合)
フィルターの詳細
ビッグ データ コネクション データセットのフィルター プロパティを変更しても、ソース データセットは変更されません。 視覚化やジオプロセシングに使用されるフィーチャがフィルタリングされるだけです。
フィルターを追加することで、ジオプロセシング ツールのパフォーマンスが向上します。 フィルターにより、解析するフィーチャの数が制限されます。
フィルターは、フィルター設定の適用と似ています。
次に、よく使用されるフィルター式の例を示します。
- X IS NOT NULL AND Y IS NOT NULL - x フィールドと y フィールドが NULL ではないフィーチャのみを使用します。
- WINDSPEED > 1000 - WINDSPEED が 1,000 を超えるフィーチャのみを使用します。
- TEMP BETWEEN 0 AND 30 - TEMP フィールドが 0 ~ 30 のフィーチャのみを使用します。
- lower(TYPE) LIKE 'RESIDENTIAL' - TYPE フィールドのテキストが RESIDENTIAL で始まるフィーチャのみを使用します。