オブジェクト名の制限

データベース管理システムにおいて、オブジェクト名に使用できる文字の定義はさまざまです。 ほとんどの名前は文字から始まる必要があり、スペース、バックスラッシュ文字、データベース管理システムの予約済みキーワードは使用できません。 一部のデータベースは、スラッシュ (/)、アンダースコア (_)、ドル記号 ($)、ダッシュ (-)、ドット (.)、あるいは大文字/小文字の混在などの特殊な文字を使用できます。 また、オブジェクト名を二重引用符などの区切り文字で囲むことで、特殊文字や予約済みキーワードを使用したり、大文字と小文字が混在した名前、大文字の名前、小文字の名前を適用したりできるデータベースもあります。

しかし、ArcGIS では、オブジェクト名を区切ることができません。 ArcGIS で使用する場合には、区切り文字が必要なテーブル、フィーチャクラス、インデックス、データベース、ユーザー*、ロール、その他のオブジェクト名を作成しないでください。 この場合、オブジェクトはデータベース内に作成されますが、ArcGIS からアクセスできなくなります。

*特殊文字を含む Microsoft SQL Server のユーザー名は、Active Directory グループおよび Windows 認証ログインを完全にサポートするために区切られますが、ArcGIS は、単一引用符またはアポストロフィを含むユーザー名をサポートしていません。