ロケーターの上書き

この ArcGIS 2.9 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

新しいロケーターの公開に加えて、ArcGIS Pro を使用して ArcGIS Enterprise 組織内の既存のロケーターを上書きし、参照データやロケーター プロパティ (候補とする最小スコアや出力フィールドなど) の変更を反映したり、アイテムの説明を編集したりできます。 既存のロケーターの上書きは、ロケーターのポータルへの共有と類似しています。 ただし、ポータルまたはホスティング サーバーでロケーターの名前または場所を変更することはできません。

サービスとしてホストされているロケーターの上書き

上書き対象のロケーター アイテムを所有しているアカウントで ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インしている場合、組織でホストされている既存のロケーターを上書きできます。 組織内の他のユーザーが所有している既存のロケーターを上書きすることはできません。 アイテムの説明、ロケーターが共有されているユーザー、および構成設定を変更することもできます。 ロケーターを上書きするには、次の手順に従います。

  1. リボンの [共有] タブにある [共有] グループで、[ロケーター] ドロップダウン矢印をクリックしてから [ロケーターの上書き] マップから選択 をクリックします。

    [上書きするロケーターを選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [上書きするロケーターを選択] ダイアログ ボックスで、ArcGIS Enterprise ポータル内の上書き対象の既存のロケーターの場所を参照し、選択します。 [OK] をクリックします。

    [共有するロケーターの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [共有するロケーターの選択] ダイアログ ボックスで、ポータル内のロケーターの上書きに使用する既存のロケーターの場所を参照し、選択します。 [OK] をクリックします。
  4. [ロケーターの上書き] メッセージを読み、[はい] をクリックして続行します。

    [ロケーターの上書き] ウィンドウが表示されます。 [一般] タブの [アイテムの詳細] の下に、ホストされているロケーターの名前が表示されます。 この名前は変更できません。

  5. ロケーター名の下で [ロケーターのアイテムのアイテム説明を使用] のデフォルト オプションか、[ロケーターのアイテムの説明を使用] オプションを選択します。

    デフォルト オプションを使用すると、現在ホストされているロケーターのアイテムの説明が維持されます。 その他のオプションでは、既存のアイテムの説明が上書きされます。

  6. 必要に応じて、[概要] および [タグ] オプションの情報を変更します。 テキスト ボックスが空の場合は、入力する必要があります。

    前の手順でロケーターのアイテムの説明を使用する場合、テキスト ボックスが空になることがあります。

    注意:

    最大 128 個のタグを入力できます。

  7. 必要に応じて、[次のグループと共有] で、ロケーターを共有する組織内のユーザーを変更できます。
  8. 必要に応じて、[構成] タブをクリックして設定を変更します。

    ロケーターの構成の詳細については、「ポータルで共有するロケーターのプロパティの設定」をご参照ください。