処理ギャラリー

[処理] ギャラリーには、最もよく使用される関数がいくつか含まれています。これは、ArcGIS Pro が提供するラスター関数群のサブセットですが、これらの処理関数は、すばやくアクセスしたり解析できるように設定されています。

[処理] ギャラリーの関数では、ユーザー インターフェイスは開きません。[コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを選択し、[処理] ギャラリーで関数の 1 つを選択すると、ラスター レイヤーにその関数が自動的に適用されます。

ギャラリー内の関数は、正しい数の入力が選択されている場合のみ有効化されます。たとえば、クリップ関数に必要な入力は 1 つだけなので、[コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを 1 つ選択すると、この関数が有効化されます。差分関数は 2 つのラスターを選択する必要があるため、[コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを 2 つ選択した場合のみ有効化されます。

ギャラリーから関数を選択すると、その関数は分割ボタンのデフォルト関数として維持されます。同じ関数を何度も実行している場合、その関数を実行するたびにギャラリーを開く必要はありません。

処理ギャラリーの関数

アイコン関数説明
クリップ

クリップ

入力を表示範囲にクリップします。

このツールは、クリップ関数[外側] クリップ タイプで使用します。

マスク

マスク

表示範囲内の画像の部分を削除します。

このツールは、クリップ関数[内側] クリップ タイプで使用します。

差分

差分

ピクセル単位で、1 つ目の入力ラスターの値から 2 つ目の入力ラスターの値を減算します。入力の順序は、[コンテンツ] ウィンドウでの選択順序によって定義されます。

このツールは、減算関数を使用します。

コンポジット

コンポジット

複数のデータセットを 1 つのマルチバンド ラスターに結合します。

このツールは、コンポジット バンド関数を使用します。

ラスターのモザイク

モザイク

一連のラスター データセットを結合して 1 つのデータセットを作成します。

このツールは、ラスターのモザイク関数を使用します。

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このトピックの内容
  1. 処理ギャラリーの関数