Indoors の起動アクションの作成

Indoors エクステンションのライセンスが付与された ArcGIS 組織で利用できます。

[Indoors の起動アクションの構成] ウィザードを使用して、Indoor Viewer の情報パネルおよび ArcGIS Indoors モバイル アプリの情報カードから、Web ページまたはネイティブ モバイル アプリを開く起動アクションを作成することができます。

Web ページ、ネイティブ モバイル アプリ、またはその両方を開く起動アクションを構成することができます。 Viewer で使用するネイティブ モバイル アプリへのリンクを含む場合、これらの起動アクションはデスクトップ デバイスではサポートされないため注意してください。 ネイティブ モバイル アプリへのリンクのみを含める場合は、モバイル ブラウザーで使用されるモバイル アプリまたは Web アプリのみがワークフローに含まれていることを確認してください。 デスクトップ デバイスとモバイル デバイスのどちらからもアクセスするアプリの場合、起動アクションに Web リンクとモバイル リンクの両方を構成することができます。 こうすることで、モバイル デバイスではネイティブ モバイル アプリが起動し、デスクトップ デバイスでは Web ページが起動するようにできます。

たとえば、ArcGIS Survey123 で調査の起動アクションを作成する場合、Web リンクとモバイル リンクの両方の起動アクションを構成することができます。

  • ArcGIS Survey123 Web リンクを起動して Web ブラウザーで開きます。

    https://survey123.arcgis.com/share/surveyformGUID?portalUrl=https://<yourserver.yourdomain.com>/portal&field:room={Units.NAME}

  • ArcGIS Survey123 モバイル リンクを起動してネイティブ モバイル アプリで開きます。

    arcgis-survey123://?itemID=surveyformGUID&portalUrl=https://<yourserver.yourdomain.com>/portal&field:comments={Units.NAME}

モバイル デバイスからこのアクションが起動された場合、調査はネイティブ Survey123 モバイル アプリで開きます。 デスクトップ デバイスからこのアクションが起動された場合、調査は Survey123 Web アプリで開きます。

起動アクションは、レイヤー、カテゴリ、またはその両方に割り当てることができます。 アクションが複数のカテゴリを含むレイヤーに割り当てられている場合、アクションは、そのレイヤーに構成されたすべてのカテゴリとカテゴリ グループに適用されます。 同様に、アクションがカテゴリ グループに適用されている場合、アクションは、そのグループに含まれるすべてのカテゴリに自動的に適用されます。 アクションを特定のカテゴリに割り当てた場合、そのアクションはそのカテゴリに含まれるアイテムに対してのみ利用可能で、関連するカテゴリ グループやレイヤーに対しては利用できません。

ウィザードは、アクティブなマップごとにコンテキストに応じて起動し、マップに基づいて利用可能なレイヤーやカテゴリのリストを表示します。 ウィザードが開いている間にアクティブなマップを変更すると、ウィザードのパラメーターがリセットされ、完成していない起動アクションは削除されます。

ArcGIS Pro で起動アクションを作成するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Pro を起動します。
  2. Indoors レイヤーを含むマップを開くか、作成します。
  3. [表示] タブをクリックします。
  4. [ウィンドウ] グループで、[Indoors] ドロップダウン矢印をクリックし、[Indoors の起動アクションの構成] [Indoors の起動アクションの構成] をクリックします。

    [Indoors の起動アクションの構成] ウィンドウが表示されます。

  5. [Indoors の起動アクションの構成] ボタン [Indoors の起動アクションの作成] をクリックします。

    [Indoors の起動アクションの構成] ウィザードが表示されます。

  6. [説明] テキスト ボックスに、起動アクションの固有の説明を入力します。

    説明は、[Indoors の起動アクションの構成] ウィンドウの起動アクションのリストで使用されます。 起動アクションが重複して表示されないよう、ウィザードでは固有の説明を使用する必要があります。

  7. [ラベル] テキスト ボックスに起動アクションのラベルを入力します。

    これは、ViewerIndoors モバイル アプリの利用可能アクションのリストで表示される起動アクションの名前です。

  8. [リンク] パラメーターでは、[Web] または [モバイル] チェックボックスのどちらかまたは両方にチェックを入れたうえで、対応するテキスト ボックスに Web ページまたはネイティブ モバイル アプリを起動する適切な書式のリンクを入力します。 少なくとも 1 つの Web リンクまたはモバイル リンクが必要です。

    [Web] には、Web ブラウザーで開くことのできるリンクを指定します。 [モバイル] には、モバイル デバイスにインストールされたネイティブ アプリへのリンクを指定します。

    注意:

    引数を持つ起動アクションを構成し、フォームのフィールドに自動的に情報を入力することができます。

  9. [ターゲット] パラメーターでは、起動アクションを適用する対象の構成済みカテゴリまたはマップ レイヤーの横のチェックボックスにチェックを入れます。

    少なくとも 1 つのカテゴリまたはレイヤーを選択する必要があります。 これらのアクションは、アクティブなマップの個々のレイヤー、カテゴリ グループ、カテゴリに適用することができます。[すべてのカテゴリ] または [すべてのレイヤー] チェックボックスにチェックを入れ、リストのすべてのアイテムを選択することもできます。

    注意:

    利用可能な Indoors カテゴリとマップ レイヤーのリストは、アクティブなマップに基づいています。 マップを変更すると、ウィザードのパラメーターはリセットされます。

  10. [適用] をクリックして起動アクションを作成します。
    注意:

    [戻る] をクリックすると、起動アクションを作成せずウィザードを終了できます。

起動アクションは、[Indoors の起動アクションの構成] ウィンドウに表示され、Web マップまたはモバイル マップ パッケージの公開時に共有されます。 後から ArcGIS Pro で起動アクションを編集することも、Indoor Viewer アプリの構成時に構成パネルで編集することもできます。