ArcGIS StreetMap Premium for ArcGIS Runtime の基本操作

カスタム アプリケーションを作成する場合は、「ArcGIS Developer」Web サイトに移動し、任意の ArcGIS Runtime SDK を参照してダウンロードします。 ArcGIS Runtime での開発が初めてで、ArcGIS Developer サブスクリプションを持っていない場合は、無料のアカウントに「サイン アップ」して、アプリの開発に必要なものすべてにアクセスします。ArcGIS Runtime を使用して、Esri アプリ (ArcGIS Navigator など) に類似する独自の「カスタム アプリ」を作成できます。

ArcGIS Runtime アプリでは、独自のデータを使用したり、ArcGIS Runtime 向けの StreetMap Premium サブスクリプションで、あらかじめパッケージ化された「ArcGIS StreetMap Premium モバイル マップ パッケージ」をそのまま使用したり、これら両方の組み合わせを使用したりできます (追加のソフトウェアとライセンスを使用)。

あらかじめパッケージ化された ArcGIS StreetMap Premium モバイル マップ パッケージ (*.mmpk) と独自のデータを組み合わせるには、ArcGIS Pro を使用してデータ パッケージを変更する必要があります。ArcGIS Pro では、ArcGIS StreetMap Premium モバイル マップ パッケージを開くために、適切な地域 (たとえば、ヨーロッパ、北アメリカなど) の StreetMap Premium エクステンションが必要となります。

ArcGIS StreetMap Premium モバイル マップ パッケージに含まれているロケーターとネットワーク データセットは編集できませんが、「アセットの場所」などの操作レイヤーをさらにマップに追加できます。 ネットワーク データセットを編集して、プライベートに管理する独自の道路を追加するには、「ArcGIS StreetMap Premium Custom Roads」製品を購入する必要があります。この製品には、ArcGIS StreetMap Premium モバイル マップ パッケージの生成に使用されたすべてのデータが用意されています。

これらのデータ ソースをすべて組み合わせた後、「モバイル マップ パッケージの作成」ジオプロセシング ツールでモバイル マップ パッケージを再作成し、組織のアプリ ユーザーと「新しいパッケージを共有」します。

ArcGIS Runtime 100.5 以降 (Android または Windows 向けの 32 ビット アプリを構築している場合は 100.8 以降)、ArcGIS Navigator 19.1.0 以降 (32 ビットの Android デバイスを使用している場合は 20.0.1 以降)、および ArcGIS Pro 2.6 以降で、モバイル マップ パッケージを使用できます。

ArcGIS StreetMap Premium for ArcGIS Runtime の実装に向けたライセンス要件と一般的なワークフローについてまとめた次の図をご参照ください。

ArcGIS StreetMap Premium for ArcGIS Runtime のライセンス要件とワークフロー