ボクセル レイヤーに関するよくある質問の回答を見つけてください。
- ボクセル ボリュームは特定のディメンション順 (x,y,z,t または t,z,y,x) の等間隔グリッド ボリュームでなければなりません。
- 不規則なグリッド ボクセルはポイント フィーチャとして使用され、[Empirical Bayesian Kriging 3D] ツールと [GA Layer 3D To NetCDF] ツールによって内挿される可能性があります。
サポートされていない netCDF ファイルは、[多次元ボクセル レイヤーの追加] ダイアログ ボックスに変数情報が表示されず、ローカル シーンに追加できません。 ダイアログ ボックスに警告ボタン が表示されます。 このボタンをクリックすると、netCDF ファイルの問題についてのレポートを表示できます。 netCDF ファイルが体積であり、必要な X,Y,Z ディメンションが含まれていることを確認してください。 詳細については、「サポートされているボクセル形式」をご参照ください。 Python netcdf4 ライブラリまたは ArcPy NetCDFFileProperties クラスを使用すると、netCDF ファイルのディメンションと変数情報を検証できます。
netCDF ファイル内の座標変数によって、X,Y,Z 情報を表す変数が決まります。 netCDF 変数から作成される座標系は、座標変数の単位と、grid_mapping 属性の有無によって決定されます。
x ディメンションおよび y ディメンションとして指定した座標変数の単位がそれぞれ経度と緯度の単位である場合、データは地理座標系 (GCS) となり、WGS 1984 として自動的に設定されます。
x ディメンションおよび y ディメンションとして指定した座標変数の standard_name がそれぞれ projection_x_coordinate と projection_y_coordinate であり、その変数に grid_mapping 属性が割り当てられている場合、データは投影座標系 (PCS) です。 投影名、タイプ、およびその他のパラメーターは、grid_mapping 変数によって定義されます。
時空間キューブまたは Geostatistical Analysis レイヤーから netCDF ファイルを作成する Esri ソフトウェアは、esri_pe_string グローバル属性を書き込みます。 ボクセル レイヤーはこのグローバル属性から WKT (Well Known Text) を読み取り、座標系を設定します。
投影情報ファイル (*.prj) を netCDF ファイルと同じ名前で同じディレクトリに配置して、netCDF ファイルの座標系を上書きします。 投影情報ファイルの作成方法については、「投影情報ファイルとしての座標系の保存」をご参照ください。
ボクセル レイヤーの水平座標系と鉛直座標系がどちらもシーンの座標系と一致する必要があります。 シーン プロパティを開いて、水平座標系と鉛直座標系がどちらも正しく設定されていることを確認してください。
ボクセル レイヤーは ArcGIS Pro でサポートされています。 ボクセル レイヤーは、レイヤー パッケージ、マップ パッケージ、またはプロジェクト パッケージとして共有できます。
はい。 一度に表示されるボクセル レイヤーは 1 つのみのため、ボクセル レイヤーが同じエリアで重複しないようにしてください。 また、お使いのグラフィックス カードが複数のボクセル レイヤーの表示を処理できることを確認してください。 専用のグラフィックス メモリを 4 GB 以上搭載することをお勧めします。 詳細については、「ArcGIS Pro のシステム要件」をご参照ください。
ユーザーが [パフォーマンスの最適化] オプションを有効にした状態でボクセル レイヤーをローカル シーンに追加すると、常に *.vxc1 が作成されます。 このファイルは、netCDF ファイルをボクセル レイヤーとして表示する任意の ArcGIS Pro アプリケーションで使用できます。 ユーザーが表示する変数や作成する等値面とセクションの数が多くなるほど、*.vxc1 ファイルのサイズが増加します。 この機能を無効化するには、ボクセル レイヤー プロパティの [表示] ページにある [パフォーマンスの最適化] をオフにします。 *.vxc1 ファイルはファイル システム内で手動で削除できます。