タイム スライダーを操作する場合、各月の日数が異なっていても、月単位の増分で時間を移動したいとします。 これを行うためにタイム スライダーを設定するには、求める結果に応じて 2 つの方法があります。
タイム スライダーを設定して各月のすべての日を表示します。
時間スナップを使用して各月のすべての日を表示します。 たとえば、1 月に販売されたすべての不動産を確認し、次に 2 月、3 月と確認したいとします。
- マップに、時間プロパティが構成された時系列 レイヤーが少なくとも 1 つ含まれていることを確認します。
- ビューで時間フィルタリングを有効にするには、[時間] タブの [表示] グループで、[時間]
ボタンをクリックします。 - [時間] タブの [スナップ] グループで、[時間スナップ] オプションをオンにし、[時間スナップの間隔] ドロップダウン リストを展開して単位を [月] に設定します。
- [間隔] を一度に表示する月数に設定します。
たとえば、月単位の不動産販売数の場合は、これを 1 か月に設定します。 四半期の販売数を表示する場合は、間隔を 3 か月に設定します。
- [現在の時間] グループで、[終了を含む] ボタン
をクリックして、終了時間の状態を [終了の除外] 
に切り替えます。 これにより、表示時間が終了時間未満の値を含むようになります。つまり、翌月の最初の日が除外されます。 - 再生コントロールを使用して、タイム スライダーを月単位で移動します。
一度に 1 か月ずつ移動するようタイム スライダーを設定する
月全体の使用を制限しないで、一度に 1 か月ずつ移動するようにしたい場合は、月次時間ステップ値を使用します。 たとえば、前月の 16 日から今月の 15 日までの期間を確認したいとします。 時間対応レイヤーをマップに含めて、次の手順を実行する必要があります。
- [時間] タブの [現在の時間] グループで、表示間隔の [開始時間] と [終了時間] の値を設定します。
- [移動間隔] グループで、[ステップ間隔] 単位を [月] に設定します。
- 再生コントロールを使用して、タイム スライダーを月ごとに移動します。
[全範囲] グループで、[全範囲の表示を開始] と [全範囲の表示を終了] の時間が月単位のステップの増分に一致することを確認します。 これにより、タイム スライダーが全体表示の端に自動的にスナップされないようになります。