キャリブレーション ポイントの削除

Location Referencing ライセンスで利用可能です。

ArcGIS Pipeline Referencing で使用されるキャリブレーション ポイントは、フィーチャクラスに格納されます。 ルートのキャリブレーション ポイントは、[Location Referencing] タブの [ポイントの削除] ツール ポイントの削除[編集] タブの [フィーチャ] グループにある [削除] ボタン 削除、またはキャリブレーション ポイント フィーチャ レイヤーの属性テーブルで属性選択を使用して、削除できます。

注意:

キャリブレーション ポイントを削除する前に、ポイントの廃止の方が適切であるかどうかを検討します。 キャリブレーション ポイントの廃止では、ルートの履歴の整合性とキャリブレーションが維持されます。 キャリブレーション ポイントを削除すると、キャリブレーション ポイントがアクティブだったタイム スパンでルートの再キャリブレーションが行われます。 キャリブレーション ポイントを廃止するには、[ポイントの編集] ツール ポイントの編集 を使用して、キャリブレーション ポイントの [終了日] の値を変更します。

キャリブレーション ポイントの変更の詳細

キャリブレーション ポイントの削除シナリオ

次の例は、[ポイントの削除] ツール ポイントの削除 を使用した削除と再キャリブレーションの 3 つのステップを示しています。

キャリブレーション ポイントを削除すると、最も近い上流と下流のキャリブレーション ポイントにルートの再キャリブレーションが行われます。

まず、キャリブレーション ポイントとルート キャリブレーションを確認して、削除するキャリブレーション ポイントを特定します。 この例では、8 が削除の対象です。

削除前のキャリブレーション ポイント

次に、メジャーが 8 のキャリブレーション ポイントを削除します。

既存のキャリブレーション ポイントが削除されたキャリブレーション ポイントの削除の図

キャリブレーションが更新されるのは、ルート上で最も近い上流と下流のキャリブレーション ポイントのみです。

キャリブレーション ポイントを削除した結果

ポイントの削除ツールを使用した削除

[Location Referencing] タブで [ポイントの削除] ツールを使用してキャリブレーション ポイントを削除するには、次の手順を実行します。

  1. [Location Referencing] タブの [キャリブレーション ポイント] グループにある [ポイントの削除] ツール ポイントの削除 をクリックします。

    トラディショナル バージョン対応ネットワークは、ジオデータベースへの直接接続を介して編集する必要があります。 ブランチ バージョン対応ネットワーク (ユーザー生成ルート ID を使用して構成されたネットワークを含む) は、フィーチャ サービスを通じて編集する必要があります。

  2. マップ上で削除するキャリブレーション ポイントを選択します。

    [キャリブレーション ポイントの削除] ウィンドウが表示されます。選択したキャリブレーション ポイントの属性は設定されています。

    注意:

    [キャリブレーション ポイントの削除] ウィンドウのすべてのフィールドは読み取り専用です。

  3. [実行] をクリックします。

    キャリブレーション ポイントが削除され、最も近い上流と下流のキャリブレーション ポイント間でルートが再キャリブレーションされます。 [キャリブレーション ポイントの削除] ウィンドウに、成功を示すメッセージが表示されます。

  4. キャリブレーション ポイントをさらに削除する場合は、上記の手順を繰り返して削除します。
    注意:

    ロックの取得やリコンサイルに関するメッセージが表示された場合、競合の防止が有効になっています。

フィーチャの削除を使用したキャリブレーション ポイントの削除

[削除] ツールを使用して、1 つ以上のキャリブレーション ポイントを削除するには、次の手順を実行します。

  1. キャリブレーション ポイントとネットワーク フィーチャを含む LRS フィーチャ レイヤーをマップに追加します。

    または、LRS フィーチャ レイヤーが存在するマップを開きます。

  2. キャリブレーション ポイントを削除するロケーションを拡大表示します。
  3. 必要に応じて、[Location Referencing] タブの [キャリブレーション ポイント] グループで [イベントの振舞い] 矢印をクリックし、手動キャリブレーション編集のイベントの振舞いを含めるか除外するかを選択します。
    • [手動キャリブレーション編集のイベントの振舞いを除外する] イベントの振舞いを除外 - その後の手動の編集でイベントの振舞いは無視されます。
    • [手動キャリブレーション編集にイベントの振舞いを含める] イベントの振舞いを含める - その後の手動の編集でイベントの振舞いを含めます。
  4. 削除するキャリブレーション ポイントをクリックします。
    注意:

    マップ上でキャリブレーション ポイントを複数選択して一度にすべて削除し、このワークフローの残りの手順を実行します。 また、キャリブレーション ポイント フィーチャ レイヤーの属性テーブルで削除するキャリブレーション ポイントを選択して、キャリブレーション ポイントを一括で削除することもできます。

  5. [編集] タブの [フィーチャ] グループで、[削除] 削除 をクリックします。

    [選択したフィーチャを削除しています] 進捗ダイアログ ボックスが表示され、選択したキャリブレーション ポイントが削除されます。

    注意:

    キャリブレーション ポイントを削除すると、最も近い上流と下流のキャリブレーション ポイントにルートの再キャリブレーションが行われます。

  6. [編集] タブの [編集の管理] グループで、[保存] 編集の保存 をクリックします。