フォルダー接続には、エイリアスを設定できます。 エイリアスは、[カタログ] ウィンドウ、カタログ ビュー、および参照ダイアログ ボックスに表示される名前です。 同名でパスが異なるフォルダーや、似たようなフォルダー構造のパスを持つフォルダーを区別するのに、エイリアスが役立ちます。 エイリアスによって、オペレーティング システムでフォルダー名やパス名が変わることはありません。したがって、アイテムの名前変更とは異なります。 エイリアスが設定されたフォルダー接続は、固有のアイコン で表されます。
エイリアスは、フォルダー接続にのみ設定できます。 データベース接続やツールボックス接続など、他のタイプの接続にエイリアスを設定することはできません。 また、フォルダー接続の下位のサブフォルダーなどのプロジェクト アイテムにエイリアスを設定することもできません。
エイリアスは、それが使用されるプロジェクトに固有です。 たとえば、C:\MyData\Iceland\Heimaey へのフォルダー接続に対し、1 つ目のプロジェクトでエイリアスを作成し、2 つ目のプロジェクトで別のエイリアスを作成し、3 つ目のプロジェクトではエイリアスを作成しない、という設定が可能です。
エイリアスでは、一部の特殊文字を使用できません。 これらの文字のいずれかを使用した場合は、Enter キーを押しても設定が受け付けられません。 カタログ ビューまたは参照ダイアログ ボックスでは、テキスト ボックスにポインターを合わせると、エラー メッセージが表示されます。 [カタログ] ウィンドウではメッセージは表示されませんが、設定が受け付けられません。
注意:
エイリアスが設定されたフォルダー接続がプロジェクトのお気に入りに追加された場合、お気に入りコレクション内ではエイリアスは設定されません。 エイリアスは、お気に入りコレクション内では設定できません。
フォルダー接続のエイリアス設定
[エイリアスの変更] コマンドを使用すると、エイリアスを持たないフォルダー接続にエイリアスを作成したり、既存のエイリアスを変更したりできます。 エイリアスの設定は、[カタログ] ウィンドウ、カタログ ビュー、カタログ ビューの [コンテンツ] ウィンドウ、または参照ダイアログ ボックスで行うことができます。
- 次のいずれかの方法で、[エイリアスの変更] コマンドにアクセスします。
[カタログ] ウィンドウまたはカタログビューの [コンテンツ] ウィンドウ
- フォルダー接続を右クリックし、[エイリアス] にポインターを合わせて [エイリアスの変更] をクリックします。
- フォルダー接続をクリックして選択し、Shift + F2 キーを押します。
カタログ ビューの場合
- フォルダー接続を右クリックし、[エイリアス] にポインターを合わせて [エイリアスの変更] をクリックします。
- フォルダー接続をクリックして選択します。 Shift + F2 キーを押します。
- [列] の表示 で、フォルダー接続をクリックして選択します。 [エイリアス] 列内で 1 回クリックします。
参照ダイアログ ボックスの場合
- コンテンツ リストで、フォルダー接続を右クリックし、[エイリアス] にポインターを合わせて [エイリアスの変更] をクリックします。
- コンテンツ リストで、フォルダー接続をクリックして選択し、Shift + F2 キーを押します。
- コンテンツ リストで、フォルダー接続をクリックして選択します。 [エイリアス] 列内で 1 回クリックします。
- [整理] ドロップダウン矢印をクリックし、[エイリアス] にポインターを合わせて、[エイリアスの変更] をクリックします。
編集可能なテキスト ボックスが表示されます。
- テキスト ボックスに任意のエイリアスを入力して、Enter キーを押します。
フォルダー接続が表示されるすべての場所に、エイリアスが表示されます。
ヒント:
エイリアスの変更をキャンセルする場合は、Esc キーを押します。
エイリアスの解除
エイリアスの削除は、[カタログ] ウィンドウ、カタログ ビュー、カタログ ビューの [コンテンツ] ウィンドウ、または参照ダイアログ ボックスから行うことができます。
- エイリアスが設定されたフォルダー接続を右クリックし、[エイリアス] にポインターを合わせて [エイリアスの削除] をクリックします。