ArcGIS Pro で使用する空間データや他のリソースは、ローカル コンピューター上、ネットワーク コンピューター上、リモート データベース内、クラウド ストア内、Web ポータル内など、さまざまな場所に存在します。 ArcGIS Pro プロジェクトでこれらのリソースを使用するには、ディスク上のそれらの場所を参照するか、それらのリソースを直接アクセス用のプロジェクト接続として追加できます。 リモートに配置されているリソースの場合は、接続ファイルを作成します。接続ファイルは、リソースへのアクセスに必要な情報を格納し、コンピューター上に保存されます。
次のようなアイテムへのプロジェクト接続を作成できます。
- データベース
- GIS サーバー
- フォルダー
- ツールボックス
- クラウド ストア
- BIM クラウド リポジトリ
- スタイル
- ロケーター
- ビッグ データ コネクション
- Notebooks
- 統計データ コレクション
- Workflow Manager (Classic) リポジトリ
接続は、[カタログ] ウィンドウ、カタログ ビューの [コンテンツ] ウィンドウ、および参照ダイアログ ボックスに表示されます。
アイテム接続には、いくつかの利点があります。
- プロジェクトで使用する必要があるアイテムをすばやく参照できます。
- フォルダー接続、ツールボックス接続、およびデータベース コネクションのコンテンツにインデックスが作成されるため、プロジェクトを検索してそれらを見つけることができます。
- プロジェクト パッケージとプロジェクト テンプレートには、これらの接続が含まれます。 パッケージまたはテンプレートを共有するユーザーは、前もってデータの格納場所を知らなくても接続を使用できます。
- プロジェクトを効果的にアーカイブすることができます。
複数のプロジェクトで C:\MyData フォルダーなどのアイテムを使用する場合は、そのフォルダーをプロジェクトのお気に入りにすることができます。 お気に入りは、[カタログ] ウィンドウまたはカタログ ビューからあらゆるプロジェクトにすばやく追加できます。 すべての新しいプロジェクトに自動的に追加されるようにお気に入りを指定することもできます。