編集情報の記録が有効になっており、日時をデータベース時間で記録するように設定されているデータを含む Web レイヤーを共有しようとしています。 編集情報の記録が有効になっており、日時を協定世界時 (UTC) で記録するように設定されているデータをすべてのサービスに含めることもできますが、ArcGIS Online、ArcGIS Enterprise、および Portal for ArcGIS の特定のポータル バージョン以降では、日時がデータベース時間で記録される編集情報の記録しかサポートされていません。 これには、編集情報の記録が有効になっているデータセットを参照するスタンドアロン テーブルのレイヤーがあります。 次の共有を実行するときにタイム ゾーンを指定できます。
- マップ イメージ レイヤーを Portal for ArcGIS 10.4 以降で共有
- すべてのデータをコピーする Web フィーチャ レイヤーを ArcGIS Enterprise 10.5.1 以降で共有
注意:
ArcGIS Online で共有している場合、データ値は UTC で保存されますが、Map Viewer Classic 内ではローカル時間で表示されます。 フィーチャ レイヤーを ArcGIS Pro で表示すると、日時が UTC で表示されます。
<値> パラメーターは、レイヤーまたはテーブル (あるいは両方) で編集情報の記録の日時をデータベース時間で記録するかどうかを示します。
解決策
次のいずれかを実行します。
現在のタイム ゾーンをデータベースのタイム ゾーンに合わせます。
分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。 [オプション] ボタン が表示されるのでそれをクリックし、[タイム ゾーンの設定] をクリックします。 共有ウィンドウの [パラメーターの構成] タブ の [日付フィールド] の下で、正しいタイム ゾーンを選択します。
- 日時がデータベース時間で記録される編集情報の記録がポータルでサポートされていない場合は、[編集情報の記録を無効化 (Disable Editor Tracking)] ジオプロセシング ツールを使用します。
追加情報
「編集情報の記録」には、フィーチャを作成または更新したユーザーと、変更が実行された日時の記録が保持されます。 また、所有権ベースのアクセス制御でフィーチャ サービスの編集権限を制御するルールを適用する場合にも、編集情報の記録が必要となります。
フィーチャ サービスで編集を行う場合は、タイム ゾーンの違いによる影響を受けない UTC 標準時を使用してください。 世界各国の編集者がデータを編集する可能性があるので、UTC を使用すれば問題が発生しません。 異なるタイム ゾーン間でレプリケーションを実行する場合にも、UTC をお勧めします。
詳細については、「タイム ゾーン」パラメーターをご参照ください。
詳細については、「GIS リソースの分析」をご参照ください。