00230: <値> には <値> の投影法と違う投影法が設定されています

マップまたはシーン内のキャッシュ サービス レイヤーまたはシーン レイヤーのパッケージの投影法が、共有するマップまたはシーンの投影法と異なります。最善の解決策は、共有しているものおよびサービス レイヤーがベースマップかどうかによって異なります。

最初の <値> パラメーターはサービス レイヤーまたはシーン レイヤーのパッケージです。

2 つ目の <値> パラメーターはベースマップまたはシーンです。

  • Web マップには、共有されているマップと同じ座標系のベースマップが必要です。マップ内のすべてのキャッシュ サービス レイヤーは、ベースマップと同じタイル スキーマを使用する必要があります。
  • Web シーンには、ベースマップは必要ありません。ただし、ベースマップまたはその他のキャッシュ サービス レイヤーがシーンに含まれている場合、そのシーンの座標系と同じ有効なタイル スキーマがそこで使用されている必要があります。タイル スキーマ要件の詳細をご参照ください。

解決策

  • ベースマップと一致するようにマップまたはシーンの座標系を変更します (エラーの原因となっているサービス レイヤーはベースマップであると想定します)。

    分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。[オプション] ボタン オプション が表示されるのでそれをクリックし、[マップを更新してベースマップの座標系を使用] をクリックします。マップまたはシーンの座標系が自動的に更新されます。

  • サービス レイヤーまたはシーン レイヤー パッケージと一致するようにマップまたはシーンの座標系を変更します。(エラーの原因となっているサービス レイヤーはベースマップではないと想定します)。

    分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。[オプション] ボタン オプション が表示されるのでそれをクリックし、[座標系プロパティの変更] をクリックします。[マップ プロパティ] ダイアログ ボックスの [座標系] タブで、サービス レイヤーと一致するようにマップの座標系を変更します。

  • マップまたはシーンからサービス レイヤーまたはシーン レイヤー パッケージを削除します。
    注意:

    Web マップを共有する場合は、マップにはベースマップが必要です。

  • シーンと一致する空間参照でシーン レイヤー パッケージを再作成します。

詳細情報

共有するマップまたはシーンは、マップまたはシーンに含まれるキャッシュ サービス レイヤーと同じ座標系を使用する必要があります。これは、Map Viewer ClassicScene Viewer などの Web クライアントでは、キャッシュされた座標系でしかキャッシュ サービス レイヤーを表示できないからです。サービス レイヤーの座標系は、[ソース] タブの [空間参照] のレイヤー プロパティで確認できます。

Web マップのベースマップ レイヤーの詳細をご参照ください。Web シーンのベースマップ レイヤーと標高レイヤーの詳細をご参照ください。

注意:

グローバル シーンでは、シーンの座標系が WGS 84 に設定されている場合、[ArcGIS Online/Bing Maps/Google マップ] タイル スキーマを使用できます。


このトピックの内容
  1. 解決策
  2. 詳細情報