アクティビティ タイプ

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

ArcGIS Workflow Manager (Classic) のジョブのライフ サイクルを通じ、自動入力および手動入力された履歴が記録されます。 この履歴にはタイム スタンプとユーザー スタンプが付いており、メッセージが一緒に保存されているだけでなく、アクティビティ タイプのタグも付けられています。 アクティビティ タイプには 2 つの主な目的があります。1 つ目は、履歴とともに保存される、構成可能なメッセージ テンプレートを提供することです。もう 1 つは、後から並べ替えたり照会したりできるよう、メッセージ タグを付けることです。

アクティビティ タイプをレポーティングに使用する一例として、ジョブが再割り当てされた回数を特定することが挙げられます。 これは、AssignJob アクティビティ タイプのジョブ履歴を検索することで行えます。 また、メッセージ構成では、個々の組織が履歴ごとにメッセージとして保存する内容を構成できます。

Workflow Manager (Classic) は、次のイベントのアクティビティをデフォルトで記録します。

  • ジョブが作成された
  • ワークフロー実行がコミットされた
  • ステップ実行が開始された
  • ステップ実行が停止された
  • ステップが完了した
  • プロパティが更新された
  • 対象エリアが更新された
  • ワークフローが更新された
  • 現在のステップが設定された
  • ジョブがクローン作成された
  • ジョブが終了した
  • ステップが割り当てられた
  • 依存関係が追加された
  • 依存関係が削除された
  • ホールドが追加された
  • ホールドが削除された
  • リンク (1-M) が追加された
  • リンク (1-M) が削除された
  • リンク (1-M) が更新された
  • ステップが開始された
  • ジョブが割り当てられた
  • メモが更新された
  • 添付ファイルが追加された
  • 添付ファイルが削除された
  • コメントが追加された
  • 拡張プロパティが更新された
  • バージョンが作成された
  • トランザクションがログに記録された
  • ワークフローが更新された
  • タスク アシスタント アクティビティ

以下のプロパティを持つアクティビティ タイプ:

  • 名前
  • 説明
  • メッセージ

メッセージ プロパティには、ダイナミック プロパティが含まれます。

トークンの詳細

アクティビティ タイプの作成

Workflow Manager (Classic) アプリケーションは、ユーザーが作成したアクティビティ タイプを直接使用できませんが、Workflow Manager (Classic) システム向けに作成したカスタム エクステンションは使用できます。 アクティビティのレコードに表示する情報を含むよう、既存のアクティビティ タイプを変更します。

  1. ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [通知] を展開します。
  3. [アクティビティ タイプ] を右クリックし、[アクティビティ タイプの追加] をクリックします。

    [アクティビティ タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. [アクティビティ タイプ名][説明] に、アクティビティの基本情報を入力します。
  5. 必要に応じてトークンを使用し、[履歴] タブに表示されるメッセージを [メッセージ] テキスト ボックスに入力します。
  6. [OK] をクリックします。

このトピックの内容
  1. アクティビティ タイプの作成