ジョブの割り当て

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

ジョブの割り当て

エンタープライズ環境では、適切な担当者が作業を実施することが重要です。ジョブの割り当てを行うことで、適切なユーザーにジョブを割り振ることができます。 以下のようなジョブ割り当てのシナリオがあります。

• ジョブか、ジョブの一部を担当するグループにジョブを割り当てる。
• 管理者が、複数ジョブの一部を担当するユーザーに、これらのジョブを割り当てる。
• ユーザーが自分自身にジョブを割り当てる。
• 品質管理アナリストが、編集を行ったユーザーに対して、データ編集ステップを自動的に割り当てる。

上記のシナリオでジョブを割り当てるには、ジョブ ビューかワークフロー ビューを使用する方法や、ワークフローによる自動割り当てなど、複数の方法があります。 リボン自体から、またはビュー内でプロパティを変更することで、ジョブを手動で割り当てる方法もあります。 以下に、ジョブを手動で割り当てるさまざまな方法について説明します。

注意:

ジョブの割り当ては、権限に基づくアクティビティです。 自分自身または他のユーザーにジョブを割り当てることができない場合は、Workflow Manager (Classic) 管理者にお問い合わせください。

ジョブ ビュー リボンの使用

ユーザーは、ジョブ ビューで自分自身にジョブを割り当てることができます。

1. 必要なジョブのジョブ ビューを開きます。
2. [ジョブ] タブで [現在のユーザーに割り当て] をクリックします。

   ジョブ ビューで開いているジョブが、現在のユーザーに割り当てられます。

ジョブ ビューの説明情報の使用

ジョブ ビューでユーザーまたはグループにジョブを割り当てるには、説明情報を変更します。

1. 必要なジョブのジョブ ビューを開きます。
2. [説明情報] をクリックします。

   ジョブの説明情報が、ジョブ ビューに表示されます。

3. [ジョブの詳細] グループで、[割り当て] を参照します。
4. ドロップダウン矢印をクリックし、ユーザーまたはグループの名前を選択します。
5. [適用] をクリックします。

   選択されたユーザーまたはグループにジョブが割り当てられます。

ワークフロー ビューのジョブ リストの使用

ワークフロー ビューで 1 つ以上のジョブのプロパティを更新するには、ジョブ リストでプロパティをハイライト表示し、リボンかジョブ リストのショートカット メニューの [ジョブ プロパティ] ボタン をクリックします。 これにより [ジョブ プロパティ] ウィンドウが開きます。ここで、ジョブ リスト内でハイライト表示したジョブのプロパティを更新できます (必要な権限がある場合)。 [適用] をクリックしてもジョブを更新できない場合は、その説明が [通知] ウィンドウに表示されます。

ステップ実行に基づくジョブの自動割り当て

ジョブは、ステップの実行者に基づいて、自動的に割り当てることができます。 ステップの実行者や、ステップを完了とマークした担当者に関する情報は、Workflow Manager (Classic) に格納されます。 過去に実行したステップを再び実行することになった場合、そのジョブは、実行者または完了とマークした担当者に自動的に再割り当てされます。 ステップを以前に実行した担当者とは異なるユーザーまたはグループにステップを割り当てる必要がある場合は、パス割り当てを使用し、必要に応じてジョブ割り当てを変更します。

注意:

パス割り当てが、現在のユーザーが属するグループにジョブを割り当てるよう構成されている場合、ジョブ割り当ては変更されません。 ジョブは、ステップを実行中の現在のユーザーに割り当てられたままになります。