デフォルト プロパティの構成

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

デフォルト プロパティを構成することで、管理者はジョブ タイプごとに一貫したプロパティを指定できます。それ以降に作成されるジョブの所定の属性は、デフォルト値を持つようになります。 たとえば、同じタイプのすべてのジョブで一貫するよう、ジョブの説明を指定しておくことができます。 また、あるタイプのすべてのジョブが完了するまでに 2 週間かかる場合などは、ジョブの期間を設定しておくこともできます。 この場合は、ジョブを作成するときに、ジョブの期日を当日から 2 週間後に設定します。

以下のプロパティにはデフォルト値を指定できます。

  • [割り当て先] - ジョブが割り当てられたユーザーまたはグループ。 選択可能なユーザーのリストから [ジョブ作成者] を選択すると、ジョブを作成したユーザーにジョブを割り当てられます。
  • [開始日] - ジョブの開始予定日。 [作成日] オプションを使用すると、開始日を常にジョブの作成日に設定できます。
  • [ジョブの期間] - ジョブが完了するまでの予定日数。
  • [期日] - ジョブの期日。
  • [データ ワークスペース] - ジョブで使用される空間データの場所。
  • [データ ワークスペースの変更を許可] - 選択されたデータ ワークスペースが唯一の有効なデータ ソースである場合、このチェックボックスはオフにします。 これにより、ユーザーがデータ ワークスペースが変更しないよう回避できます。
  • [親バージョン] - すべてのジョブ バージョンを生成するために使用するバージョン。
注意:

フィーチャ サービスの [データ ワークスペース] を選択すると、[親バージョン] は sde.Default に設定され、入力は使用できません。

  • [優先度] - ジョブの重要度。

優先度の作成については、Workflow Manager (Classic) をご参照ください。

  • [ジョブの説明] - ジョブの説明。

デフォルト プロパティを構成するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator を開き、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [ジョブ コンポーネント] > [ジョブ タイプ] を展開します。
  3. デフォルト プロパティを編集するジョブ タイプを右クリックし、[アイテムの編集] をクリックします。

    [ジョブ タイプ] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. [デフォルト プロパティ] タブをクリックし、必要に応じてプロパティのデフォルト値を指定します。

    [開始日] または [期日] の横のチェックボックスがオンになっていない場合は、その値は使用されません。