Workflow Manager (Classic) リポジトリの複製

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

ArcGIS Workflow Manager (Classic) リポジトリを複製した組織は、パフォーマンス上の理由から複数の Workflow Manager (Classic) リポジトリを別々の地理的領域にローカルで保持でき、各ロケーションのユーザーは同じジョブに対して作業を継続できます。 Workflow Manager (Classic) レプリケーションは、ジオデータベース レプリケーションのエクステンションではありません。 Workflow Manager (Classic) サービスまたは構成ファイルで行われます。 Workflow Manager (Classic) レプリケーションは、双方向のレプリケーションです。

レプリケーション後に同一の Workflow Manager (Classic) コンテンツを含む、Workflow Manager (Classic) リポジトリのコレクションを定義します。 このリポジトリのコレクションは、リポジトリ クラスターと呼ばれます。

1 つの Workflow Manager (Classic) リポジトリを、リポジトリ間の同期を調整する親リポジトリとして指定します。 親リポジトリを指定後、子リポジトリを追加します。 子リポジトリは、接続されたリポジトリとして指定できます。このようなリポジトリでは同期は自動的に行われます。あるいは、切断されたリポジトリとして指定することもできます。この場合は、手動でインポートされるファイルを作成することで同期を行います。

  • リポジトリ クラスター - クラスターとは、リポジトリ レプリケーションに参加する Workflow Manager (Classic) リポジトリのコレクションです。 各リポジトリは、ノードとして特定されます。 ノードは、クラスターに随時追加できます。 たとえば、カリフォルニア州レッドランド、ワシントン D.C.、ミズーリ州セントルイス、コロラド州デンバーの Workflow Manager (Classic) リポジトリに クラスターが作成されるとします。 これらの場所のリポジトリには Workflow Manager (Classic) がインストールされており、[ワークフロー データベースの作成] ツールを実行して必要なテーブルが作成されている必要があります。 レプリケーションの目的に沿って、最小限の構成をインポートできます。
  • 親ノード - 各クラスターには親ノードが必要です。 接続環境のレプリケーションでは、親ノードがすべてのレプリケーションと同期処理を開始します。 親ノードは、他の場所にいるユーザーに配布する構成を持つリポジトリでなくてはなりません。
  • 子ノード - クラスターは 2 つ以上の子ノードを持つことができます。 レプリカが作成され、変更が同期されると、子は同一のエレメントを持ちます。
  • エレメント - エレメントとは、ジョブ タイプやステップ タイプのような構成アイテムと見なされます。 ただし、構成アイテムに限定されません。 ジョブもエレメントであり、それらのレプリケーションと同期も行われます。
注意:

Workflow Manager (Classic) レプリケーションは、リポジトリ間でデータ ワークスペースおよび空間通知ルールのレプリケーションと同期を行いません。

  • 前回の同期 - この日付は、クラスターの各ノードのプロパティです。 レプリカを作成したり、変更を同期したりする場合に使用されます。 各エレメントに対して変更を加えると、変更が発生した日付と時刻が更新されます。 新しい日時のエレメントがある場合、アプリケーションはそれを親にインポートし、その変更をクラスター内のすべての子にプッシュします。
  • 接続または非接続 - ノードのステータスを表します。 接続されたノードはオンラインでつながっており、レプリケーションと同期の変更は即座にリレーされます。 ノードが接続されていない場合、構成ファイルをエクスポートするファイルの場所を指定し、Workflow Manager (Classic) ジオプロセシング ツールボックスのツールを使用して後から手動でインポートします。

レプリカ

レプリカの作成は、すべての子リポジトリを、親リポジトリと同一のコピーにする処理のことです。 親リポジトリから構成をエクスポートし、子リポジトリの既存の構成を削除して、親リポジトリの構成を子リポジトリにインポートします。 レプリカは Workflow Manager (Classic) Administrator で作成するか、Workflow Manager (Classic) ジオプロセシング ツールを使用して作成できます。

変更の同期

同期とは、親リポジトリと子リポジトリ間で変更内容を一致させる処理のことです。 子リポジトリの変更は親リポジトリに送信され、集約された変更がすべての子リポジトリに送信されます。 変更は ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator で同期されるか、Workflow Manager (Classic) ジオプロセシング ツールを使用して同期されます。

接続環境のレプリケーション

接続環境のレプリケーションはネットワーク アクセスのある場所に適しています。このようなレプリケーションには ArcGIS Workflow Manager (Classic) Server が必要であり、Workflow Manager (Classic) サービスを使用して行われるからです。 接続環境のレプリケーションを使用すると、情報のやり取りは Workflow Manager (Classic) サービスを使用して自動的に行われ、ユーザーの操作は最小限で済みます。 各ノードに ArcGIS Workflow Manager (Classic) Server にインストールする必要があり、親リポジトリと子リポジトリは Workflow Manager (Classic) サービスとして公開する必要があります。 接続環境のレプリケーションを設定するには、2 つの方法があります。

  • Workflow Manager (Classic) Administrator - [レプリケーションの管理] ダイアログ ボックスを使用してレプリカを作成し、変更を同期します。
  • ジオプロセシング ツール - Workflow Manager (Classic) ジオプロセシング ツールを使用してレプリカを作成し、変更を同期します。
注意:

接続環境のレプリケーションでは、親サービスと子サービスはオンライン接続されている必要があります。

Workflow Manager (Classic) サービスの作成

クラスターに参加するすべてのリポジトリに対し、Workflow Manager (Classic) サービスを作成します。

  1. ArcGIS Pro を起動します。
  2. [ワークフロー サービスの公開 (Publish Workflow Service)] ジオプロセシング ツールを実行し、親リポジトリのワークフロー サービスを公開します。
  3. [ワークフロー サービスの公開 (Publish Workflow Service)] ジオプロセシング ツールを実行し、クラスターに参加する各子リポジトリに対してワークフロー サービスを公開します。

クラスターへのノードの作成と追加

クラスターは、Workflow Manager (Classic) Administrator の親リポジトリに作成されます。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、親リポジトリに接続します。
  2. 親データベース接続を右クリックし、[レプリケーションの管理] をクリックします。

    [レプリケーションの管理] ダイアログ ボックスが開き、親のリポジトリ名が自動的に入力されます。

  3. [接続] チェックボックスはオンのままにしておきます。
  4. 親リポジトリの Workflow Manager (Classic) サービスの URL を [ワークフロー マネージャー サーバー REST URL] テキスト ボックスに指定します。
  5. [追加] ボタンをクリックし、新しい子をクラスターに追加します。
  6. リポジトリ名を指定します。
  7. [接続] チェックボックスをクリックします。
  8. 子リポジトリの Workflow Manager (Classic) サービスの URL を [ワークフロー マネージャー サーバー REST URL] テキスト ボックスに指定します。
    注意:

    随時 [保存] ボタンをクリックし、追加した情報を保存します。

  9. その他すべての子ノードに対し、手順 5 ~ 8 を繰り返します。
  10. [リポジトリの追加を完了したら保存する] をクリックします。

新しいレプリカの作成

[新しいレプリカの作成] オプションは、親リポジトリのコンテンツをクラスター内のその他すべてのノードに送信します。 この操作は、すべての子ノードのコンテンツを削除します。そのため、クラスターを定義する際は、最初にこの操作を実行します。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、親リポジトリに接続します。
  2. データベース接続を右クリックし、[レプリケーションの管理] をクリックします。
  3. [新しいレプリカの作成] ボタンをクリックします。

    親リポジトリのサイズによって、この処理には数分かかることがあります。

  4. レプリケーションが完了したら [OK] をクリックします。

レプリカの同期

同期処理は、クラスター内のすべての子の間の差分を比較し、それを親ノードにインポートし、変更内容をクラスター内のその他すべてのノードに送信します。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、親リポジトリに接続します。
  2. データベース接続を右クリックし、[レプリケーションの管理] をクリックします。
  3. [レプリカの同期] ボタンをクリックします。

    親リポジトリと子リポジトリの数によって、この処理には数分かかることがあります。

  4. 同期が完了したら [OK] をクリックします。

非接続環境のレプリケーション

非接続環境のレプリケーションは、ネットワーク接続に問題がある場所や、各ロケーションで ArcGIS Workflow Manager (Classic) Server を使用できない場合に適しています。 親レプリケーションがサーバーにあるが、子ノードがサーバーに接続されていない場合や、親リポジトリと子リポジトリの両方がサーバーに接続されていない場合に使用できます。 非接続環境のレプリケーションを設定するには、2 つの方法があります。

  • Workflow Manager (Classic) Administrator - [レプリケーションの管理] ダイアログ ボックスを使用し、親リポジトリのすべてのエレメントとジョブを含む構成ファイルを作成します。
  • ジオプロセシング ツール - Workflow Manager (Classic) ジオプロセシング ツールを使用し、レプリカを作成して変更を同期する構成ファイルを作成します。

非接続環境のレプリケーション - 親リポジトリは接続されている場合

非接続環境のレプリケーションでも、親リポジトリがサーバーに接続されており、子ノードが接続されていないということがあります。 その場合、親リポジトリがサービスとして公開され、親リポジトリの構成は構成ファイルとして保存されます。 この構成ファイルを使用して子ノードにレプリカを作成し、変更を同期します。 このシナリオでは、Workflow Manager (Classic) Administrator のレプリケーション ツールとジオプロセシング ツールも使用します。

親の Workflow Manager (Classic) サービスの作成

親リポジトリがサーバーに接続されている場合、[ワークフロー サービスの公開 (Publish Workflow Service)] ジオプロセシング ツールを実行し、親リポジトリの Workflow Manager (Classic) サービスを公開します。

クラスターへのノードの作成と追加

親リポジトリがサーバーに接続されている場合、非接続環境のレプリケーションは管理者で部分的に管理できます。 クラスターは親リポジトリの管理者を通じて作成され、[レプリケーションの管理] ツールを使用してノードを追加できます。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、親リポジトリに接続します。
  2. 親データベース接続を右クリックし、[レプリケーションの管理] をクリックします。

    [レプリケーションの管理] ダイアログ ボックスが開き、親のリポジトリ名が自動的に入力されます。

  3. [接続] チェックボックスはオンのままにしておきます。
  4. 親リポジトリの Workflow Manager (Classic) サービスの URL を [ワークフロー マネージャー サーバー REST URL] テキスト ボックスに指定します。
  5. [追加] ボタンをクリックし、新しい子をクラスターに追加します。
  6. リポジトリ名を指定します。
  7. [接続] チェックボックスをオフにします。
  8. [ワークフロー マネージャー サーバー REST URL] 参照ボタン ([...]) をクリックし、親リポジトリの JXL ファイルを保存する場所を指定します。
  9. その他すべての子ノードに対し、手順 5 ~ 8 を繰り返します。
  10. [リポジトリの追加を完了したら保存する] をクリックします。

管理者を使用した新しいレプリカの作成

非接続環境のレプリケーションで、親リポジトリがサーバーに接続されている場合、[新しいレプリカの作成] オプションを使用すると、親リポジトリのエレメントとジョブを含む構成ファイルが指定のフォルダーの場所に作成されます。 プロセスは子ノードと通信できないため、この操作を行っても子ノードのコンテンツは削除されません。 クラスターを定義する際は、最初にこれを実行します。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、親リポジトリに接続します。
  2. データベース接続を右クリックし、[レプリケーションの管理] をクリックします。
  3. [新しいレプリカの作成] をクリックします。

    親リポジトリのサイズによって、この処理には数分かかることがあります。

  4. レプリケーションが完了したら [OK] をクリックします。

ジオプロセシング ツールを使用したレプリカの同期

同期処理は、クラスター内のすべての子の間の差分を比較し、それを親ノードにインポートし、変更内容をクラスター内のその他すべてのノードに送信します。

  1. ArcGIS Pro を起動します。
  2. [ジョブ データのエクスポート] ツールを開きます。
  3. [エクスポート先のフォルダー] パラメーターにフォルダーの場所を指定します。
  4. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、子リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  5. [リポジトリ名] パラメーターに、子リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  6. [最終エクスポート日] パラメーターに、レプリカの作成日か変更の前回の同期日を指定します。
  7. [実行] をクリックします。

    変更で構成される子リポジトリの構成が、指定されたフォルダーの場所に *.jxl ファイルとしてエクスポートされます。 最終エクスポート日パラメーター以降の指定時間に対してのみ、変更がエクスポートされます。

  8. [ジョブ データのインポート] ツールを開きます。
  9. 手順 7 で作成したファイルを、[入力 JXL/承認] パラメーターの入力として選択します。
  10. [マージ] チェックボックスをオンにします。
  11. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、親リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  12. [リポジトリ名] パラメーターに、親リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  13. [実行] をクリックします。

    変更を含む子リポジトリ構成が、所定の親リポジトリにインポートされ、親リポジトリのコンテンツとマージされます。

  14. すべての子リポジトリに対して手順 2 ~ 13 を繰り返し、変更を親リポジトリに送信します。
  15. [ジョブ データのエクスポート] ツールを開きます。
  16. [エクスポート先のフォルダー] パラメーターにフォルダーの場所を指定します。
  17. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、親リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  18. [リポジトリ名] パラメーターに、親リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  19. [最終エクスポート日] パラメーターに、レプリカの作成日か変更の前回の同期日を指定します。
  20. [実行] をクリックします。

    親リポジトリとすべての子リポジトリの変更で構成される親リポジトリの構成が、指定されたフォルダーの場所に *.jxl ファイルとしてエクスポートされます。 最終エクスポート日パラメーター以降の指定時間に対してのみ、変更がエクスポートされます。

  21. [ジョブ データのインポート] ツールを開きます。

    手順 20 で作成したファイルを、[入力 JXL/承認] パラメーターの入力として選択します。

  22. [マージ] チェックボックスをオンにします。
  23. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、子リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  24. [リポジトリ名] パラメーターに、子リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  25. [実行] をクリックします。

    集約されたすべての変更を含む親リポジトリ構成が、所定の子リポジトリにインポートされ、子リポジトリのコンテンツとマージされます。

  26. その他すべての子リポジトリに対し、手順 21 ~ 25 を繰り返します。

非接続環境のレプリケーション - すべてのリポジトリが接続されていない場合

クラスターに参加するどのリポジトリもサーバーに接続されていない場合、情報のやり取りはすべて構成ファイルを介して行われます。 構成ファイルは [ジョブ データのエクスポート] および [ジョブ データのインポート] ジオプロセシング ツールを使用して作成されます。

ジオプロセシング ツールを使用した新しいレプリカの作成

レプリカの作成は、すべての子リポジトリを、親リポジトリと同一のコピーにする処理のことです。 親リポジトリから構成をエクスポートし、子リポジトリの既存の構成を削除して、親リポジトリの構成を子リポジトリにインポートする必要があります。

  1. ArcGIS Pro を起動します。
  2. [ジョブ データのエクスポート] ツールを開きます。
  3. [エクスポート先のフォルダー] パラメーターにフォルダーの場所を指定します。
  4. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、親リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  5. [リポジトリ名] パラメーターに、親リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  6. [最終エクスポート日] パラメーターには値を指定しないでください。
  7. [実行] をクリックします。

    親リポジトリの構成が、指定されたフォルダーの場所に *.jxl ファイルとしてエクスポートされます。

  8. [ジョブ データのインポート] ツールを開きます。
  9. 手順 7 で作成したファイルを、[入力 JXL/承認] パラメーターの入力として選択します。
  10. [マージ] チェックボックスをオフにします。
  11. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、子リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  12. [リポジトリ名] パラメーターに、子リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  13. [実行] をクリックします。

    親リポジトリ構成が所定の子リポジトリにインポートされ、子リポジトリのコンテンツ全体が親リポジトリのコンテンツに置換されます。したがって、子リポジトリは親リポジトリとまったく同じになります。

  14. すべての子リポジトリに対して、手順 8 ~ 13 を繰り返します。

ジオプロセシング ツールを使用したレプリカの同期

クラスターに参加するどのリポジトリもサーバーに接続されていない場合、情報のやり取りと同期はすべて構成ファイルを介して行われます。 構成ファイルは [ジョブ データのエクスポート] および [ジョブ データのインポート] ジオプロセシング ツールを使用して作成されます。

  1. ArcGIS Pro を起動します。
  2. [ジョブ データのエクスポート] ツールを開きます。
  3. [エクスポート先のフォルダー] パラメーターにフォルダーの場所を指定します。
  4. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、子リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  5. [リポジトリ名] パラメーターに、子リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  6. [最終エクスポート日] パラメーターに、レプリカの作成日か変更の前回の同期日を指定します。
  7. [実行] をクリックします。

    変更で構成される子リポジトリの構成が、指定されたフォルダーの場所に *.jxl ファイルとしてエクスポートされます。 変更は、最終エクスポート日パラメーター以降の指定時間に対してのみエクスポートされます。

  8. [ジョブ データのインポート] ツールを開きます。
  9. 手順 7 で作成したファイルを、[入力 JXL/承認] パラメーターの入力として選択します。
  10. [マージ] チェックボックスをオンにします。
  11. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、親リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  12. [リポジトリ名] パラメーターに、親リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  13. [実行] をクリックします。

    変更を含む子リポジトリ構成が、所定の親リポジトリにインポートされ、親リポジトリのコンテンツとマージされます。

  14. すべての子リポジトリに対して手順 2 ~ 13 を繰り返し、変更を親リポジトリに送信します。
  15. [ジョブ データのエクスポート] ツールを開きます。
  16. [エクスポート先のフォルダー] パラメーターにフォルダーの場所を指定します。
  17. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、親リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  18. [リポジトリ名] パラメーターに、親リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  19. [最終エクスポート日] パラメーターに、レプリカの作成日か変更の前回の同期日を指定します。
  20. [実行] をクリックします。

    親リポジトリとすべての子リポジトリの変更で構成される親リポジトリの構成が、指定されたフォルダーの場所に *.jxl ファイルとしてエクスポートされます。 変更は、最終エクスポート日パラメーター以降の指定時間に対してのみエクスポートされます。

  21. [ジョブ データのインポート] ツールを開きます。
  22. 手順 20 で作成したファイルを、[入力 JXL/承認] パラメーターの入力として選択します。
  23. [マージ] チェックボックスをオンにします。
  24. [入力データベース パス (*.jtc)] パラメーターに、子リポジトリ接続ファイルのフォルダーの場所を指定します。

    接続ファイルを指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベースが使用されます。

  25. [リポジトリ名] パラメーターに、子リポジトリのリポジトリ名を指定します。

    リポジトリ名を指定しない場合、現在のデフォルトの Workflow Manager (Classic) データベース リポジトリ名が使用されます。

  26. [実行] をクリックします。

    集約されたすべての変更を含む親リポジトリ構成が、所定の子リポジトリにインポートされ、子リポジトリのコンテンツとマージされます。

  27. その他すべての子リポジトリに対し、手順 21 ~ 26 を繰り返します。
注意:

ジオプロセシング ツールを使用した構成ファイルのエクスポートとインポートは、スクリプト化してワークフローを自動的に行えます。

クラスターからのノードの削除

クラスターに追加されたノードは、Workflow Manager (Classic) Administrator のツールを使用して削除することもできます。 ノードを削除すると、親と他のノードにメッセージが送信され、既存のリレーションシップがシステム テーブルから消去されます。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、親リポジトリに接続します。
  2. データベース接続を右クリックし、[レプリケーションの管理] をクリックします。
  3. クラスターから削除するノードをクリックします。
  4. [リポジトリの削除] ボタンをクリックします。

Workflow Manager ツールボックスには、レプリカの作成、レプリカの同期、ノードの削除、データのエクスポートとインポートを行うジオプロセシング ツールがあります。 これにより、Python スクリプトを介して、スケジュール設定されたタスクとして実行できます。 詳細については、Workflow Manager ツールボックスの概要をご参照ください。