要約統計量 (Summary Statistics) (解析)

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サマリー

テーブル内のフィールドの要約統計量を求めます。

使用法

  • [出力テーブル] は、統計演算の結果を含むフィールドで構成されます。

  • このツールで実行できる統計演算は、合計、平均、最大、最小、範囲、標準偏差、データ数、最初のレコード、最後のレコード、中央値、分散、および個別値です。

  • 統計の種類ごとに、次の命名規則を使用してフィールドが作成されます。SUM_<field>MEAN_<field>MIN_<field>MAX_<field>RANGE_<field>STD_<field>COUNT_<field>FIRST_<field>LAST_<field>MEDIAN_<field>VARIANCE_<field>UNIQUE_<field> (<field> は統計量を計算する入力フィールドの名前)。 出力テーブルが dBASE である場合、フィールド名は 10 文字に切詰められます。

  • [ケース フィールド] が指定されている場合、統計値は一意の属性情報ごとに個別に計算されます。 [ケース フィールド] が指定されない場合は、[出力テーブル] にはレコードが 1 つだけ含まれます。 指定されている場合は [ケース フィールド] の値ごとに 1 つのレコードが示されます。

  • すべての統計情報計算から NULL 値が除外されます。 たとえば、10、5、および NULL 値の平均は 7.5 です ((10+5)/2)。

  • レイヤーを使用する場合、統計情報の計算には現在選択されているフィーチャだけが使用されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テーブル

統計情報の計算に使用するフィールドを含む入力テーブル。

Table View; Raster Layer
出力テーブル

計算された統計情報を格納する出力テーブル。

Table
統計フィールド
(オプション)

属性値を含み、特定の統計情報の計算に使用される数値フィールドを指定します。 複数の統計情報とフィールドの組み合わせを指定できます。 すべての統計情報計算から NULL 値が除外されます。

テキスト属性フィールドは、最初と最後の統計情報を使用して集計されます。 数値属性フィールドは、任意の統計情報を使用して集計されます。

使用できる統計情報タイプは次のとおりです。

  • [合計] - 指定したフィールドの値が加算されます。
  • [平均] - 指定したフィールドの平均が計算されます。
  • [最小] - 指定したフィールドのすべてのレコードから最も小さい値を検出します。
  • [最大] - 指定したフィールドのすべてのレコードから最も大きい値を検出します。
  • [範囲] - 指定したフィールドの値の範囲 (最大 - 最小) が計算されます。
  • [標準偏差] - 指定したフィールド内の値の標準偏差が計算されます。
  • [個数] - 統計情報の計算に含まれる値の数を検出します。 NULL 値以外の値の数がカウントされます。 フィールド内の NULL 値の数を調べるには、対象となるフィールドに対するカウントを作成し、NULL 値を含まない別のフィールド (OID など) に対するカウントを作成して、この 2 つの値の差を求めます。
  • [最初] - 入力の最初のレコードの指定したフィールドの値を使用します。
  • [最後] - 入力の最後のレコードの指定したフィールドの値を使用します。
  • [中央値] - 指定したフィールドのすべてのレコードの中央値を計算します。
  • [分散] - 指定したフィールドのすべてのレコードの分散を計算します。
  • [個別値] - 指定したフィールドの個別値の数を数えます。
Value Table
ケース フィールド
(オプション)

一意の属性値 (または、複数フィールドが指定された場合には属性値の組み合わせ) ごとに、統計情報を個別に計算するために使用される、入力のフィールド (1 つまたは複数)。

Field

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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