ドメインの変更 (Alter Domain) (データ管理)

サマリー

ワークスペースで既存の属性ドメインのプロパティを変更します。

使用法

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ワークスペース

変更するドメインを含むジオデータベース。

Workspace
ドメイン名

変更するドメインの名前。

String
新しいドメイン名
(オプション)

ドメインの新しい名前

String
新しいドメインの説明
(オプション)

ドメインの新しい説明。

String
新しいスプリット ポリシー
(オプション)

ドメインのスプリット ポリシー。フィーチャを分割するときの属性値の振舞いは、属性のスプリット ポリシーによって制御されます。

  • 属性のデフォルト値分割後の 2 つのフィーチャの属性には、該当するフィーチャクラスまたはサブタイプの属性のデフォルト値が適用されます。
  • 属性値を複製分割後の 2 つのフィーチャの属性には、元の属性値のコピーが適用されます。
  • ジオメトリの比率分割後の 2 つのフィーチャの属性には、元のフィーチャの値の比率が適用されます。この比率は、元のジオメトリの分割時に使用した比率に基づいています。ジオメトリを均等に分割した場合、それぞれの新規フィーチャの属性には、元のオブジェクトの属性の 2 分の 1 の値が割り当てられます。ジオメトリ比率ポリシーは範囲ドメインにのみ適用されます。
String
新しいマージ ポリシー
(オプション)

ドメインのマージ ポリシー。2 つのフィーチャを 1 つのフィーチャにマージする際には、マージ ポリシーが新規フィーチャの属性値を制御します。このプロパティの変更は、コード値ドメインがデフォルトのマージ ポリシーのみを使用できるため、範囲ドメインにのみ適用されます。

  • 属性のデフォルト値マージ後のフィーチャの属性には、該当するフィーチャクラスまたはサブタイプの属性のデフォルト値が適用されます。非数値フィールドおよびコード値ドメインには、このマージ ポリシー以外は適用できません。
  • 合計値マージ後のフィーチャの属性には、元のフィーチャの属性の合計値が適用されます。合計値ポリシーは範囲ドメインにのみ適用されます。
  • 加重平均マージ後のフィーチャの属性には、元のフィーチャの属性値の加重平均値が適用されます。この平均値は、元のフィーチャのジオメトリに基づいています。加重平均値ポリシーは範囲ドメインにのみ適用されます。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新された入力ワークスペース

更新された入力ワークスペース。

ワークスペース

arcpy.management.AlterDomain(in_workspace, domain_name, {new_domain_name}, {new_domain_description}, {split_policy}, {merge_policy})
名前説明データ タイプ
in_workspace

変更するドメインを含むジオデータベース。

Workspace
domain_name

変更するドメインの名前。

String
new_domain_name
(オプション)

ドメインの新しい名前

String
new_domain_description
(オプション)

ドメインの新しい説明。

String
split_policy
(オプション)

ドメインのスプリット ポリシー。フィーチャを分割するときの属性値の振舞いは、属性のスプリット ポリシーによって制御されます。

  • DEFAULT分割後の 2 つのフィーチャの属性には、該当するフィーチャクラスまたはサブタイプの属性のデフォルト値が適用されます。
  • DUPLICATE分割後の 2 つのフィーチャの属性には、元の属性値のコピーが適用されます。
  • GEOMETRY_RATIO分割後の 2 つのフィーチャの属性には、元のフィーチャの値の比率が適用されます。この比率は、元のジオメトリの分割時に使用した比率に基づいています。ジオメトリを均等に分割した場合、それぞれの新規フィーチャの属性には、元のオブジェクトの属性の 2 分の 1 の値が割り当てられます。ジオメトリ比率ポリシーは範囲ドメインにのみ適用されます。
String
merge_policy
(オプション)

ドメインのマージ ポリシー。2 つのフィーチャを 1 つのフィーチャにマージする際には、マージ ポリシーが新規フィーチャの属性値を制御します。このプロパティの変更は、コード値ドメインがデフォルトのマージ ポリシーのみを使用できるため、範囲ドメインにのみ適用されます。

  • DEFAULTマージ後のフィーチャの属性には、該当するフィーチャクラスまたはサブタイプの属性のデフォルト値が適用されます。非数値フィールドおよびコード値ドメインには、このマージ ポリシー以外は適用できません。
  • SUM_VALUESマージ後のフィーチャの属性には、元のフィーチャの属性の合計値が適用されます。合計値ポリシーは範囲ドメインにのみ適用されます。
  • AREA_WEIGHTEDマージ後のフィーチャの属性には、元のフィーチャの属性値の加重平均値が適用されます。この平均値は、元のフィーチャのジオメトリに基づいています。加重平均値ポリシーは範囲ドメインにのみ適用されます。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_workspace

更新された入力ワークスペース。

ワークスペース

コードのサンプル

AlterDomain (ドメインの変更) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のコード スニペットは、Python ウィンドウで AlterDomain を使用する方法を示しています。

arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.AlterDomain_management("montgomery.gdb", "Material", "PipeMaterial", "Valid pipe materials", "DUPLICATE", "DEFAULT")
AlterDomain (ドメインの変更) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のコード スニペットは、スタンドアロン スクリプトで AlterDomain (ドメインの変更) を使用する方法を示しています。

# Name: AlterDomain.py
# Description: Modify an attribute domain to constrain valid date
#              range for wildlife sightings.
# Author: ESRI
 
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
 
# Set the workspace
env.workspace = "C:/data"
 
# Set local parameters
gdb = "Habitat.gdb"
domName = "CoastalArea"
new_domName = "SightingSeason"
new_desc = "Range of valid dates for sightings"
new_split = "DUPLICATE"
new_merge = "AREA_WEIGHTED"

# Process: Modify the range domain
arcpy.AlterDomain_management(gdb, domName, new_domName, new_desc, new_split, new_merge)

環境

特殊なケース

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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