リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーを設定 (Set Relationship Class Split Policy) (データ管理)

サマリー

関連フィーチャのスプリット ポリシーを定義します。

リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーの詳細

使用法

  • フィーチャの編集時にフィーチャが分割されている場合、スプリット操作がスプリット フィーチャの関連アイテムをどのように処理するかは、リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーによって定義されます。

  • リレーションシップの関連元テーブルはフィーチャクラスで、関連先は非空間テーブルである必要があります。

  • [スプリット ポリシー] パラメーターが [関連オブジェクトの複製] に設定されている場合、最小ジオデータベース クライアント バージョンは ArcGIS Pro 2.6 になります。つまり、ArcGIS DesktopArcGIS Pro の旧バージョンのデータは使用できません。

  • すべてのリレーションシップ クラスには、シンプルなリレーションシップ クラスの作成時に定義される [デフォルト (シンプル)] と、コンポジット リレーションシップ クラス向けの [デフォルト (コンポジット)] のデフォルト スプリット ポリシーがあります。スプリット ポリシーが [関連レコードの複製] に変更された場合、[スプリット ポリシー] パラメーターの [デフォルト (シンプル)] 値を使用してこのツールを実行し、シンプルなリレーションシップ クラスのスプリット ポリシーをリセットするか、[デフォルト (コンポジット)] 値を使用してコンポジット リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーをリセットします。

  • [スプリット ポリシー] パラメーターを [関連レコードの複製] に設定するには、Global ID ベースのリレーションシップ クラスが必要です。

  • 入力リレーションシップ クラスがエンタープライズ ジオデータベースに格納されている場合、このツールはデータの所有者として実行する必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力リレーションシップ クラス

スプリット ポリシーが設定されるリレーションシップ クラス。起点フィーチャクラスはポリラインかポリゴン フィーチャクラスで、終点は非空間テーブルである必要があります。

Relationship Class
スプリット ポリシー

リレーションシップ クラスに適用するスプリット ポリシーを指定します。

  • デフォルト (コンポジット) フィーチャクラスのスプリット モデルが [削除/挿入/挿入] である場合、リレーションシップとパート オブジェクトは削除されます。フィーチャクラスのスプリット モデルが [更新/挿入] である場合、結果として生成される最大のフィーチャのリレーションシップが保持されます。これが、コンポジット リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーのデフォルトです。
  • デフォルト (シンプル) 結果として生成される最大のフィーチャのリレーションシップが保持されます。これが、シンプル リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーのデフォルトです。
  • 関連オブジェクトの複製関連オブジェクトのコピーが生成され、両方のパーツに割り当てられます。このスプリット ポリシーを使用するには、Global ID ベースのリレーションシップ クラスが必要です。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力リレーションシップ クラス

スプリット ポリシーが設定された、更新済みのリレーションシップ クラス。

リレーションシップ クラス

arcpy.management.SetRelationshipClassSplitPolicy(in_rel_class, split_policy)
名前説明データ タイプ
in_rel_class

スプリット ポリシーが設定されるリレーションシップ クラス。起点フィーチャクラスはポリラインかポリゴン フィーチャクラスで、終点は非空間テーブルである必要があります。

Relationship Class
split_policy

リレーションシップ クラスに適用するスプリット ポリシーを指定します。

  • DEFAULT_COMPOSITE フィーチャクラスのスプリット モデルが [削除/挿入/挿入] である場合、リレーションシップとパート オブジェクトは削除されます。フィーチャクラスのスプリット モデルが [更新/挿入] である場合、結果として生成される最大のフィーチャのリレーションシップが保持されます。これが、コンポジット リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーのデフォルトです。
  • DEFAULT_SIMPLE 結果として生成される最大のフィーチャのリレーションシップが保持されます。これが、シンプル リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーのデフォルトです。
  • DUPLICATE_RELATED_OBJECTS関連オブジェクトのコピーが生成され、両方のパーツに割り当てられます。このスプリット ポリシーを使用するには、Global ID ベースのリレーションシップ クラスが必要です。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_rel_class

スプリット ポリシーが設定された、更新済みのリレーションシップ クラス。

リレーションシップ クラス

コードのサンプル

SetRelationshipClassSplitPolicy (リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーを設定) の例 (Python ウィンドウ)

リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーを設定します。

import arcpy
arcpy.SetRelationshipClassSplitPolicy_management("C:\\MyProject\\sdeConn.sde\\progdb.user1.ParcelsToBuildings", 
                                                 "DUPLICATE_RELATED_OBJECTS")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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