セルの配置環境を反映するツールは、出力のセルの配置を調整して、指定した処理範囲のセルの配置に一致させます。
使用上の注意
- スナップ対象ラスター環境で範囲が指定されている場合は、セルの配置環境で指定されている範囲をオーバーライドします。
- [入力に一致] オプションは、入力のセルの配置を維持し、データをリサンプリングしません。
- [処理範囲に一致] オプションは、環境設定で指定されたリサンプリング方式を使用して入力ラスターをリサンプリングします。
ダイアログの構文
- [デフォルト] - セルの配置は、ツールのデフォルト動作に従います。これがデフォルトです。
- [処理範囲に一致] - 出力セルの範囲は、指定された処理範囲のセルの配置と一致するように調整されます。
- [入力に一致] - 出力セルは入力の配置に従います。
スクリプトの構文
arcpy.env.cellAlignment = cellAlignment_option
cellAlignment_option | 説明 |
---|---|
DEFAULT | セルの配置は、ツールのデフォルト動作に従います。これがデフォルトです。 |
ALIGN_WITH_PROCESSING_EXTENT | 出力セルの範囲は、指定された処理範囲のセルの配置と一致するように調整されます。 |
ALIGN_WITH_INPUT | 出力セルは入力の配置に従います。 |
スクリプトの例
import arcpy
# Set the cell alignment environment using a keyword.
arcpy.env.cellAlignment = "ALIGN_WITH_PROCESSING_EXTENT"