ビデオ フレームから画像を抽出 (Extract Video Frames To Images) (Image Analyst)

Image Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

FMV 準拠のビデオ ストリームからビデオ フレーム画像と関連するメタデータを抽出します。 抽出された画像は、モザイク データセットやその他のツールおよび関数に追加して、今後の解析に使用できます。

使用法

  • このツールは、アーカイブされたビデオのみを操作します。 ライブ ストリーム ビデオはサポートされていません。

  • FMV 準拠のビデオ ストリームからの画像は、TIFF、NITF、または JPEG 形式で抽出され、ディレクトリに格納されます。

  • ビデオ画像と関連付けられたメタデータは、同じディレクトリ内のカンマ区切り値ファイル (*.csv) に書き込まれます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ビデオ ファイル

入力ビデオ ファイル。次のビデオ ファイル形式がサポートされています。PS、TS、MPG、MPEG、MP2、MPG2、MPEG2、MP4、MPG4、MPEG4、H264、VOB、M2TS。

File
出力フォルダー

出力画像とメタデータが保存されるファイル ディレクトリ。

Folder
画像タイプ

出力画像の形式を指定します。

  • JPEG出力は JPEG 画像形式になります。
  • TIFF出力は TIFF 画像形式になります。 これがデフォルトです。
  • NITF出力は NITF 画像形式になります。
String
最大オーバーラップの割合
(オプション)

2 つの画像間の最大オーバーラップの割合。 候補画像とディスクに書き込まれた最後の画像間のオーバーラップがこの値より大きい場合、候補画像は無視されます。 デフォルトの割合は 100% で、すべての画像がディスクに書き込まれます。

Double
新規のメタデータが必要
(オプション)

関連するメタデータがあるビデオ フレームを抽出および保存するかどうかを指定します。

  • オン - 関連するメタデータがあるビデオ フレームのみが保存されます。
  • オフ - すべてのビデオ フレームが保存されます。 これがデフォルトです。
Boolean
フィーチャ間の最小時間
(オプション)

保存するビデオ フレーム間の最小時間間隔。 これを指定しない場合、すべてのビデオ フレームが画像として保存されます。

Time Unit

ExtractVideoFramesToImages(in_video, out_folder, image_type, {image_overlap}, {require_fresh_metadata}, {min_time})
名前説明データ タイプ
in_video

入力ビデオ ファイル。次のビデオ ファイル形式がサポートされています。PS、TS、MPG、MPEG、MP2、MPG2、MPEG2、MP4、MPG4、MPEG4、H264、VOB、M2TS。

File
out_folder

出力画像とメタデータが保存されるファイル ディレクトリ。

Folder
image_type

出力画像の形式を指定します。

  • JPEG出力は JPEG 画像形式になります。
  • TIFF出力は TIFF 画像形式になります。 これがデフォルトです。
  • NITF出力は NITF 画像形式になります。
String
image_overlap
(オプション)

2 つの画像間の最大オーバーラップの割合。 候補画像とディスクに書き込まれた最後の画像間のオーバーラップがこの値より大きい場合、候補画像は無視されます。 デフォルトの割合は 100% で、すべての画像がディスクに書き込まれます。

Double
require_fresh_metadata
(オプション)

関連するメタデータがあるビデオ フレームを抽出および保存するかどうかを指定します。

  • REQUIRE_FRESH_METADATA関連するメタデータがあるビデオ フレームのみが保存されます。
  • NO_REQUIRE_FRESH_METADATAすべてのビデオ フレームが保存されます。 これがデフォルトです。
Boolean
min_time
(オプション)

保存するビデオ フレーム間の最小時間間隔。 これを指定しない場合、すべてのビデオ フレームが画像として保存されます。

Time Unit

コードのサンプル

ExtractVideoFramesToImages の例 1 (Python ウィンドウ)

次の例では、ビデオ ストリームからビデオ フレーム画像と関連するメタデータを抽出し、データをディレクトリに保存しています。

arcpy.ia.ExtractVideoFramesToImages(r"c:\test\video.ts", r"C:\temp2\outimages",
"TIFF", 100, "", "20 Seconds")
ExtractVideoFramesToImages の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の例では、ビデオ ストリームからビデオ フレーム画像と関連するメタデータを抽出し、データをディレクトリに保存しています。

import arcpy
from arcpy.ia import *

arcpy.CheckOutExtension("ImageAnalyst")

in_video = "c:\\test\\drone_vid.ts"
out_folder = "c:\\output"
outformat = "NITF"
maxoverlap = 100
requirefreshmeta = “REQUIRE_FRESH_METADATA” 
mintimebetween = "1 minute"


arcpy.ia.ExtractVideoFramesToImages(in_video, out_folder, outformat, maxoverlap,
requirefreshmeta, mintimebetween)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Image Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Image Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Image Analyst

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