Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
Image Analyst ライセンスで利用できます。
[Is Null] ツールを [Con] ツールと共に使用することで、ラスターの NoData 値を、NoData値以外の値を持つセルのセル値を保持したままを、任意の値に変更することができます。
たとえば、NoData のエリアに特定の値 (100 など) が割り当てられているラスターを作成し、他の (NoData 以外の) セルの値をそのまま維持する手順は、次のようになります。
- [IsNul] ツールで NoData の位置を特定します。
入力ラスター: InRas1
出力ラスター: OutNullRas
- この結果に [Con] ツールを使用して、元の NoData エリアに値を設定します。
入力条件付きラスター: OutNullRas
式: "Value = 1"
条件式が TRUE のときの入力ラスター、または定数値: 100
条件式が FALSE のときの入力ラスター、または定数値: InRas1
出力ラスター: NullTo100_Ras
最初のステップで、[IsNull] は NoData エリアに値 1 を与え、NoData 以外のエリアに値 0 を与えます。2 番目のステップで、入力条件付きラスターが True (値 1) のセルは、出力値が 100 になります。入力条件付きラスターが False (値 0) のセルについては、その位置の元のラスターの値が出力値になります。