断面図 (Profile) (オンライン)

サマリー

入力ライン フィーチャの標高断面図を返します。

使用法

  • オンライン ツールボックスに収容されているツールは、ホストしているデータと解析機能を ArcGIS Online で使用する ArcGIS Online ジオプロセシング サービスです。

  • このツールの出力は、各頂点の入力ライン フィーチャに沿って抽出した標高値から生成した、ポリライン フィーチャです。 標高値はシェープ ジオメトリの Z 値として格納されます。 距離値はシェープ ジオメトリの M 値として格納されます。 [最大サンプリング距離] パラメーターを使用して、入力ポリラインの頂点をさまざまな密度で挿入できます。

  • 入力ラインの最大数は、非同期断面図サービスの場合、1000 となります。 同期断面図サービスであれば 100 です。 許容数を超える入力ラインが渡された場合、サービスはエラーを返すだけで何も実行しません。

  • 返されるライン フィーチャの座標系は、入力ライン フィーチャと同じです。 頂点の Z 値および M 値はメートル単位です。

  • [DEM 解像度] パラメーターが指定されていない場合、90 メートル解像度の SRTM データが使用されます。 [最精細] を指定すると、サービスは入力ライン フィーチャ領域で最も細かい解像度を使うようになります。

  • [最大サンプリング距離] パラメーターが指定されていない場合、デフォルトのサンプリング距離を、入力ライン フィーチャで使用可能な頂点数に基づき計算します。 入力ライン フィーチャ中の頂点数が 50 未満であれば、デフォルトのサンプリング距離は、入力ライン フィーチャの長さを 49 で割った値になります。 頂点数が 50 以上 200 未満ならば、入力ライン フィーチャの長さを 199 で割った値です。 頂点数が 200 以上 1,024 以下で、[最大サンプリング距離] パラメーターが指定されていない場合、入力ライン フィーチャに頂点を挿入せず、そのままにします。

  • サービスが返す標高値の最大数は、入力ライン数の 2000 倍です。 処理の結果、この最大数を超えてしまう場合、サービスはエラー メッセージを返し、何も実行しません。 この場合、サンプリング距離の指定を大きくするか、または頂点数が少ないライン フィーチャを入力します。

  • さまざまな空間解像度およびエリアを網羅する標高ソースが複数用意されています。 どの領域に対してもすべての解像度が揃っているとは限りません。 入力フィーチャのいずれかの場所に、指定された DEM 解像度の標高ソースがなければ、ツールはエラー メッセージを返します。

  • Length Meters 出力フィールドには、輪郭線を測地的距離として計算した長さが含まれています。これは、データの座標系にかかわらず正しい長さになります。 地図の投影歪みの効果で、shape_length 属性とは差があります。 DEMResolution 出力フィールドには、ツールで使用されるソース DEM 解像度が記録されます。

    計算で使用される DEM データ ソースを識別する 3 つの追加フィールド ( これらのフィールドは、Product NameSource、および Source URL です。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ライン フィーチャ

サーフェス入力上に断面図が作成されるライン フィーチャ。

Feature Set
断面図 ID フィールド
(オプション)

断面図を対応する入力ライン フィーチャに関連付けるための一意の識別子。

String
DEM 解像度
(オプション)

計算に用いるソース標高データの、およその空間解像度 (セル サイズ) を指定します。

解像度を表すキーワードは、デジタル標高モデルのおよその空間解像度を表します。 多くの標高ソースは秒角単位で配布されています。キーワードは、わかりやすいよう、メートル単位の概算値をそのまま使っています。

  • 最精細範囲に使用可能な最精細単位が使用されます。
  • 10 メートル標高ソースの解像度は 1/3 秒角 (約 10 メートル) です。
  • 24 メートル標高ソースは、24 メートル解像度の Airbus WorldDEM4Ortho データセットです。
  • 30 メートル標高ソースの解像度は 1 秒角 (約 30 メートル) です。
  • 90 メートル標高ソースの解像度は 3 秒角 (約 90 メートル) です。 これがデフォルトです。
  • 500 メートル標高ソースの解像度は 15 秒角 (約 500 メートル) です。
  • 1000 メートル標高ソースの解像度は 30 秒角 (約 1000 メートル) です。
String
最大サンプリング距離
(オプション)

標高値のサンプリングに使用されるラインに沿った、最大サンプリング距離。

Double
最大サンプリング距離の単位
(オプション)

[最大サンプリング距離] パラメーターの単位を指定します。

  • メートル単位はメートルです。 これがデフォルトです。
  • キロメートル単位はキロメートルです。
  • フィート単位はフィートです。
  • ヤード単位はヤードです。
  • マイル単位はマイルです。
String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力プロファイル

入力ライン フィーチャの出力標高断面図。

Feature Set

arcpy.agolservices.Profile(InputLineFeatures, {ProfileIDField}, {DEMResolution}, {MaximumSampleDistance}, {MaximumSampleDistanceUnits})
名前説明データ タイプ
InputLineFeatures

サーフェス入力上に断面図が作成されるライン フィーチャ。

Feature Set
ProfileIDField
(オプション)

断面図を対応する入力ライン フィーチャに関連付けるための一意の識別子。

String
DEMResolution
(オプション)

計算に用いるソース標高データの、およその空間解像度 (セル サイズ) を指定します。

解像度を表すキーワードは、デジタル標高モデルのおよその空間解像度を表します。 多くの標高ソースは秒角単位で配布されています。キーワードは、わかりやすいよう、メートル単位の概算値をそのまま使っています。

  • FINEST範囲に使用可能な最精細単位が使用されます。
  • 10m標高ソースの解像度は 1/3 秒角 (約 10 メートル) です。
  • 24m標高ソースは、24 メートル解像度の Airbus WorldDEM4Ortho データセットです。
  • 30m標高ソースの解像度は 1 秒角 (約 30 メートル) です。
  • 90m標高ソースの解像度は 3 秒角 (約 90 メートル) です。 これがデフォルトです。
  • 500m標高ソースの解像度は 15 秒角 (約 500 メートル) です。
  • 1000m標高ソースの解像度は 30 秒角 (約 1000 メートル) です。
String
MaximumSampleDistance
(オプション)

標高値のサンプリングに使用されるラインに沿った、最大サンプリング距離。

Double
MaximumSampleDistanceUnits
(オプション)

[最大サンプリング距離] パラメーターの単位を指定します。

  • Meters単位はメートルです。 これがデフォルトです。
  • Kilometers単位はキロメートルです。
  • Feet単位はフィートです。
  • Yards単位はヤードです。
  • Miles単位はマイルです。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
OutputProfile

入力ライン フィーチャの出力標高断面図。

Feature Set

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

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