Data Access モジュールとは

Data Access モジュール arcpy.da は、データを操作するための Python モジュールです。 これは、編集セッションの制御、編集操作、カーソル サポートの向上 (高速化など)、テーブルおよびフィーチャクラスと NumPy 配列間の変換関数、バージョニング、レプリカ、ドメイン、およびサブタイプ ワークフローのサポートといった機能を提供します。

Data Access クラス

クラス説明
ContingentFieldValue

ContingentFieldValue オブジェクトには、条件値に使用されるフィールドのプロパティを記述するプロパティが含まれています。

ContingentValue

ContingentValue オブジェクトには、条件値を記述するプロパティが含まれています。

DatabaseSequence

DatabaseSequence オブジェクトには、データベース シーケンスを記述するプロパティが含まれています。

Domain

Domain オブジェクトには、属性ドメインを記述するプロパティが含まれています。

Editor

Editor クラスを使用すると、編集セッションおよび操作によってデータベース トランザクションを管理できます。

InsertCursor

InsertCursor establishes a write cursor on a feature class or table. InsertCursor can be used to add new rows.

Replica

Replica オブジェクトには、レプリカを記述するプロパティが含まれています。

SearchCursor

Establishes read-only access to the records of a feature class or table.

SyncReplica

SyncReplica オブジェクトには、同期が有効なフィーチャ サービスにより作成されたレプリカを記述するプロパティが含まれています。 バージョニングされていないデータから履歴管理で作成された、またはブランチ バージョニングされたデータから作成されたレプリカは含まれません。

UpdateCursor

UpdateCursor はフィーチャクラスまたはテーブルから返されるレコードに対して読み取り/書き込みアクセスを設定します。

Version

Version オブジェクトには、バージョンを記述するプロパティが含まれています。

Data Access 関数

機能説明
Describe

Describe 関数は、データ タイプ、フィールド、インデックスなどの複数のプロパティを含むディクショナリを返します。 このディクショナリのキーは動的です。つまり、Describe 対象のデータ タイプに応じて、別々のプロパティが使用可能になります。

ExtendTable

Joins the contents of a NumPy structured array to a table based on a common attribute field. The input table is updated to contain the fields from the join table.

FeatureClassToNumPyArray

フィーチャクラスを NumPy 構造化配列に変換します。

ListContingentValues

テーブルの条件値をリストします。 返されるリストを制限するために、フィールド グループ名とサブタイプに検索条件を指定することができます。

ListDatabaseSequences

データベース内のデータベース シーケンスをリストします。

ListDomains

ジオデータベースに属する属性ドメインをリストします。

ListFieldConflictFilters

バージョン対応のフィーチャクラス、テーブル、またはフィーチャ サービス レイヤー内で、フィールド競合フィルターが適用されているフィールドをリストします。

ListReplicas

ワークスペース内のレプリカをリストします。

ListSubtypes

テーブルまたはフィーチャクラスのサブタイプのディクショナリを返します。

ListVersions

ワークスペース内のバージョンをリストします。

NumPyArrayToFeatureClass

NumPy 構造化配列をポイント フィーチャクラスに変換します。

NumPyArrayToTable

NumPy 構造化配列をテーブルに変換します。

TableToArrowTable

テーブルまたはフィーチャクラスを Apache Arrow テーブルに変換します。

TableToNumPyArray

テーブルを NumPy 構造化配列に変換します。

Walk

上から下または下から上にツリーを移動することによって、ディレクトリ構造とデータベース構造内のデータ名を返します。 各ディレクトリまたはワークスペースから、ディレクトリ パス、ディレクトリ名、ファイル名の 3 つの組み合わせが得られます。