エンタープライズ データベースとクラウド データ ウェアハウスのサポート

ArcGIS Pro のチャートは、エンタープライズ データベースまたはクラウド データ ウェアハウスからのデータに対し、サーバー側処理を使用するよう最適化されています。 この機能は、チャートの構築に使用される計算や集約を実行する際の、クライアント側の処理よりも高速です。 サポートされるいずれかのデータベースのデータ ソースを使用して、バー チャート、ライン チャート、散布図、またはヒストグラムを作成する場合、チャートはデータベース クエリを使用してデータを自動的に処理します。 サポートされているデータベースは以下のとおりです。

• SQL Server
• PostgreSQL
• BigQuery
• SAP HANA
• Amazon Redshift
• Snowflake

サポートされるチャート タイプ

次のチャート タイプは、サポートされるエンタープライズ データベースおよびクラウド データ ウェアハウスに対して、サーバー側処理を使用するよう最適化されています。

• バー チャート

  注意:

  サーバー側処理を活用するには、バー チャートは集約されている必要があります。

• ライン チャート

  注意:

  サーバー側処理を活用するには、ライン チャートは [日付または数値] パラメーターで日付フィールドを使用する必要があります。

  注意:

  数値フィールドが使用される場合、ライン チャートはサーバー側処理を活用しません。

• 散布図

  注意:

  表示されるポイントが 10,000 を超える散布図のみがサーバー側処理を活用します。

• ヒストグラム

制限事項

サポートされるエンタープライズ データベースまたはクラウド データ ウェアハウスからのデータ ソースを使用するチャートには、次の制限事項があります。

• [選択] と [選択セットによるフィルタリング] オプションは使用できません。
• カラー マッチングはサポートされていません。
• ヒストグラムでは、歪度と尖度の統計情報は計算されません。
• フィーチャ サービスはサポートされていません。