ArcGIS では、クラウド データ ウェアハウスからデータを表示したり、解析したりできます。 データへのアクセスに必要な権限を付与するには、クラウド データ ウェアハウス プロバイダーによって提供されるツールを使用します。 ArcGIS からクラウド データ ウェアハウスへの接続に使用する認証情報は、接続ユーザーによるデータの選択を許可するだけでかまいません。
Amazon Redshift
接続ユーザーは、アクセスする必要があるデータを含むスキーマに対する使用権限と、スキーマ内の特定のテーブルに対する選択権限を必要とします。
マテリアライズド ビューを作成する場合は、ユーザーに追加の権限が必要です。
Redshift でテーブルのフィーチャ ビニングを有効にするには、テーブルの所有者である必要があります。 また、テーブルが格納されているスキーマでテーブルの作成と関数の実行ができる権限と、USAGE ON LANGUAGE plpythonu が付与されている必要があります。
特定の権限については、Amazon Redshift のドキュメントをご参照ください。
Google BigQuery
接続に使用するアカウントは、次の権限を持つロールのメンバーでなければなりません。
- bigquery.datasets.get
- bigquery.jobs.create
- bigquery.readsessions.create
- bigquery.readsessions.getData
- bigquery.routines.get
- bigquery.routines.list
- bigquery.tables.create
- bigquery.tables.delete
- bigquery.tables.get
- bigquery.tables.getData
- bigquery.tables.list
- bigquery.tables.update
- bigquery.tables.updateData
- resourcemanager.projects.get
さらに、テーブルのフィーチャ ビニングを有効にするには、接続アカウントにテーブルが格納されているデータセットへの書き込み権限が付与されている必要があります。
Snowflake
Snowflake 内のデータにアクセスするには、接続ユーザーが、アクセスする必要があるデータを含むスキーマに対する使用権限と、スキーマ内の特定のテーブルに対する選択権限を持っている必要があります。
フィーチャ ビニングを有効にするには、接続ユーザーが、フィーチャ ビニングを有効にするテーブルに対する所有者権限を持っている必要があります。 ビン キャッシュを格納するために Snowflake にテーブルが作成されるため、接続ユーザーには、テーブルを作成する権限も必要です。
他のユーザーがキャッシュ済みフィーチャ ビンにアクセスすることを許可するには、キャッシュ テーブルに対する選択権限を付与する必要があります。 テーブル名は、esri_gh__<フィーチャ ビニングを有効にしたテーブルの名前>_<テーブルの SRID> です。
マテリアライズド ビューを作成する場合は、ユーザーに追加の権限が必要です。
特定の権限とその付与方法については、Snowflake のドキュメントをご参照ください。